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群青の空が紗白と混じるころ に
あたしの眠る想いは枕の下に埋め た

真実の中に嘘はあったかしら
嘘の中に真実はあったかしら

そんな仮想風味からは逃げる( )
何度目の嘆きか数は数えない( )
実験者さながらの深い溜息で
もう二度と出逢うことはない

やるせなさの
火葬 枕ごと
はやくはやく
燃えてしまえ
朽ちてしまえ



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