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自分という存在が許せなくて、終日気持ちが溺れていた、息をする度にしんどくて、真冬の空気の冷たさで肺がスースーする、空気の新鮮さが怖い、わたしたちを受け入れている地球は神様より神様だけれど、予告もなしに人類を災害だとかウイルスだとかで消してしまう、それをわたしたちは都合よく運命とか言ってしまう、許されるために、誰かのせいにしたら安心するね、きっと誰もが誰かから許されたくて生きている、自分が自分を許せたら、この新鮮な空気をおいしいと思えるのだろうか

作品をまとめて本にしたいです。よろしくお願いします。