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【第二の人生】45の章:嗅覚修行からの発展形

*登場人物*

  • 萬里→主婦なんで、テレビ見ながら掃除機とかかけます。お役目上霊対応の修行中なんですけど、なかなか慣れません。


この頃近所にやっと
『トライ○ル』が出来た。

近隣の市の方には
わざわざ出向いて行ったことがあったが、
地元で近所にできると非常に助かる。

もちろん
早速家族で行ってみよう!
となった。

隣町だけど
大きな橋を渡ればすぐの場所だ。

その橋を渡り始めた頃から、
またなんか臭い。

橋は川の上を通っているし
川の水の臭いかな?
と思える澱んだような水のニオイ。

家族に聞いてみた
萬里「ねぇ、なんか臭くない?」

家族「べつに。」

ん~いや、
川の臭いっていうより
肥しの臭いに近い。

なんだろ?とにかく臭い。

新店舗のトライ○ル店内に入り
あちこち見て回りたかったんだけど、
数分も経たないうちに
めまいと方向感覚のマヒ。

『もう帰りたい。』
てことで早々に脱出。

結局その日は何も買わず、
それからしばらくは近寄れない
お店の一つになった。

とにかく、
嫌な空気が漂う場所には
極力行かないようにしたい。

あとで思い返してみると、
全体的に悪いわけではなく
手前のレジの並び側だけ
空気がおかしかったんだけど、
この頃はとにかく
避ける事しかできない萬里。

ト○イアルに於いては、
力が増すにつれて
度々手を入れてきたので、
現在は何事もなく買い物できるから
皆さんも安心してお買いものに
行ってください♪( ´▽`)

あれ?そういえばこの臭い、
いつか家の中でも
嗅いだ覚えがあるような・・・。

住んでいるマンションの
デカい管理会社が倒産し、
次の管理会社をどうするか?
倒産した会社に所属する
県内で唯一の住込み管理人さん夫婦は
この先どうするか?

話し合いがロビー横の会議室で
頻繁に行われていた。

その会議は、
今後の話し合いのはずだけど
みんなここぞとばかりに
色んな不満や悪口をぶつけ合う場に
なっていたそうな。

会議に出席もしてないのに
なんでそんな事を
知ってるのかというと、
なぜかこの大変な時にサクヤさんは
くじで当たり(?)を引き、
マンションの理事会長に就任していたので
その会議の様子は逐一聞いていたのだ。

よくよく考えてみると、
毎回臭くなるタイミングてのは
会議の日時と同じだった。

その臭いに氣を集中してみると、
その臭いは階下から上階に
立ち込めてきていることが分かる。
我が家は13階。

そこから萬里の出した答え、
この肥しの様な臭さは
『人が放つマイナスの念の臭い』

会議の場だけでなく、
その内容について各家庭の中でも
愚痴や口論が起こっていたみたい。

随分嗅覚が進化した。

トライ○ルへ買い物に行った
いや、正確には何も買ってないんだけど
その翌日、部屋の掃除をしていると
急に体の力が抜けてしまい
グッタリと横になってしまった。

だけど、
子供達にご飯を作らんといかんし
ダーリンが帰ってくるまで
寝込むわけにいかん!
とそこまでは頑張ったが、
夜になり
悪寒、関節痛、目の痙攣、発熱
鼻詰まり、左肩甲骨の痛み
あまりにも症状が多くて
身体が耐えられない。

すぐに無理だと判断し、
H氏に連絡をした。

仕事終えたらすぐに向かいます!と
なにか慌てた感じの緊張感ある雰囲気。

子供の世話すらも困難な苦しさ
今までとは違う空気感のH氏、
これから起こる事は
子供の前で見せても
大丈夫なことだろうか?

予測できないのでH氏には
サクヤさんちへ来てもらうことにした。

H氏が到着する前に
心配になったのか経緯を連絡しといた
サクヤさんの奥さんちいさんが、
ウチまで駆けつけてくれた。

身体を起こすのがやっとの萬里に
何があったのか聞かれたが、
それは萬里もわからない。

ただきっかけは、
一つあった気がする。

昼間TVを流したまま
掃除機をかけてたんだけど、
ニュースが流れたその時
何か違和感を覚えた。

テレビに目をやると
男の子が川で溺れ亡くなった
というニュース。

事故後の現場の景色が
映像で流れていた。

流れる川の奥に橋がかかっている
多分この辺りで溺れたんだろうな・・・、
とか考えていると、
画面奥の橋の上に男の子が立っている
((((;゚Д゚)))))))

思わず二度見した、
さっき見た橋の上には居ない
橋降りて河原に居る!!

目をそらしもう一度見た、
画面の手前に居る!
アップや!どアップやぁ!!!
((((;゚Д゚)))))))

だるまさんが転んだ的状況に
ビックリして慌てて
テレビを消してしまった。

川つながり・・・、
もしやこれが原因?(´・ω・`)

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