【第三の人生】51の章:今世の?は前世に答えがあったりする
*登場人物*
萬里→主婦でお役目持ち。数年前からの疑問に、思いがけなく答えが出る時が来た!
萬里は仕事場で偶然(必然?)その過去の廓(遊郭)の持ち主と出会ったのだ!
直接本人から聞いた訳ではないけど、共通の人から出た話を聞いて一人こっそりとスッキリしていた!
その廓のあった場所は何の因果か現在、結婚式場になっている。
現世の萬里が知る限り、そこは高校生萬里の通学路だった場所。とても大きな建物で『旅館』と名がついているにもかかわらず、客の出入りをほとんど見たことがなくて、うっそうとした木々に囲まれた広ーい土地。
看板だけは国道沿いから見て分かる程度に小さいものが掲げてある。
この出会った持ち主の方というのは、両親が亡くなりその旅館を相続した息子さん。
歳は50半ばで未婚、一軒家の自宅も持っているが夜は電気もつけず、部屋には家具家電はほとんどなくダンボール箱だけが各部屋にいくつも置いてあるらしい・・・一見変わり者。
生まれ育った場所を考えると、その変わり者っぷりは何か因縁があるのでは?と勘繰る気持ちも出てくる。
その廓後の旅館は、山○町からそう遠くない場所。現在の様子とは地形も違ったであろうが、立場的に、堂々と会うことのできない2号としては旦那様と会うにも歩いて移動するにもちょうどいい場所。
一番になれない女達が住んでいた2号の町『山○町』
7年前に抱いた謎が解けた瞬間!
ということは、無意識下の前世の記憶に伴う行動や生き方が繰り返し今世の課題につながることの信憑性も高くなってくる。
ただ今を生きる!というのはかっこよくも聞こえるし、前世のことなんか覚えてないから今はこれでいいとか、現実意識だけで動いてるようにも思えるふとした時のふとした行動「なぜ私ってこうなんだろう?」「なぜ私はこれが好きなんだろう?」「なんとなく・・・」と理由もなく思うこと、何も考えなくても当たり前にしてしまう行動(癖)
それは、前世の自分の記憶が蘇った瞬間なのかもしれない。
今を生き、先を見据えることはとても大切だけど、過去の自分も受け入れることができれば、なんだかわからない達成感を味わうことも可能なのかも!?
だけど、やっぱり今でも萬里は誰彼かまわず前世を伝えることはできない。その過去は必ずしも、真正面でドーンと受け止められるものとは限らないから。
もし、あなたの前世が『花魁』ではなく『女郎』だったら?
もし、あなたが前世で大量虐殺していたら?
もし、あなたが転生を繰り返す度に何度も自殺をしていたら?
萬里が誰かの前世を視せられた時、それは、その人に伝えなければいけない時。
そこから、導いてあげなければいけない時。
それを聞かされた時に全て受け入れる自信はありますか?
よし!課題こなすぞー!!
って、無条件にやる気になれるかな・・・?
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