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【第二の人生】48の章:萬里に何が起こったのか?!供養後は解明してみよう

*登場人物*

  • 萬里→主婦でお役目持ってます。今回死ぬかと思った( ;´Д`)

  • H氏(おじじ)→リーマン能力者(本物)前世では萬里の弟子だったので、今世も弟子だと言うけど、萬里は頼りっぱなしです。


萬里「はぁ、H氏。
萬里にお役目受け入れさせた時、
今までより楽になれるって
言ってなかったですっけ?
こんな地獄みたいな思いしたの
初めてなんですけど!?
前よりもキツくしか
なってないと思うんですけど?
今のやり取りの感じだと
最低でも3人は居ましたよね?
普通の人間なら
1人憑いて来ただけでも
耐えられず死に至るって言ってましたよね?
なんとなくやりこなしたけど、
疑問だらけで納得はいきません!
今日の状況きちんと全部教えてください!!!」

消耗が激しく
すぐに身体は起こせないが
頭と口ははっきりしている。
ここまできたら
萬里に視えていたものや、
なぜこんなことになったのか
全て教えてもらわないと納得がいかない。

H氏「萬里ちゃんに視えたもの、
感じとったものを整理して
解明していきましょう。
ひとまず自分の中でこうではないか?と
思った背景を思うままに教えてください。」

萬里「はい。
最初に思い当たるのはトライ○ル、
臭いが酷くて1人や2人じゃない気がしました。
場所的に川の近くだから、
水害や戦争でたくさん
人が死んでるんじゃないかと。
前々からトライ○ル周辺と
Mr.○○X周辺を比べると
空気が違うなと思ってました。」

H氏「はい、他には?」

萬里「昔の女の人、
お腹を大事そうに抱えているので、
ちいさんも言ってたけど
妊婦ではないかと思います。
藤の花に何か思い入れがあったのか
ずっとそこに居たいという気持ち。
ウチのトイレの飾りの下に居たようです。
思い返すとトイレに座った時いつも
一人じゃない気はしてました。」

H氏「はい、あとはどうですか?」

萬里「今日見たニュース・・・。
画面に映っていたのは川で溺れた
という現場の映像だったんですけど、
そこに男の子が立っていて
画面の中で徐々に近づいてきたんです。
あの頭の中のイメージ(水面の映像)からすると
沈んでいた時みたいな感じがします。」

H氏「そうですね。
溺れた時、川底から見た
最後の景色のようです。
何が起こったのかわからず、
その場に留まり事故現場を見ていたけど
気付いてくれる人を見つけたから
頼ってきたようです。」

萬里「気付いてくれる人って
萬里の事ですか?」

H氏「はい、
現に気付いたでしょ?」

萬里「はい、そうですけど、
意識してたわけではないです。」

H氏「実際主要な人物は3人居ました。
普通に考えて、
そこ1~2時間でここまで
酷い状態になる事はないでしょ?
それぞれ自分たちがどんな思いを抱えて
どんなに苦しかったか体験してもらう、
という事が必要になるんです。
今、萬里ちゃんが解釈した
見解で全て間違いないです。
萬里ちゃんが耐えられる方だから
みんな一斉に訴えてきたんですね。」

『そんなこと最初に
聞いてないぞ(; ̄ェ ̄)』

萬里「そういえばさっき
萬里の身体に当ててた
『形代(かたしろ)』ってなんですか?」

H氏「『人形(ひとがた)』ともいいます。
私は陰陽師の流れの人間なので
元々これを使っていたんですが、
今世では今日初めて使う事になりました。
色々と調べて
先ほど一番近いものをみんなで作ったんです。」

見せられた白い紙で作られたソレは
何枚もある。

萬里「あ!人の形してる!」

H氏「はい、これに霊達を入れ込んで
お焚き上げして灰にします。
その灰を川に流すことで
天に還すことができます。
それまでが、一連の作業になります。
元々私は身体に霊を入れて
溜め込んで後で供養するタイプなんですが、
今回、こういう手もあったんだ!と
思い出す良い機会を与えていただきました。」

萬里「それ、燃やすんですか?
で、H氏は身体に入れる人なんですか?
なんか新事実が色々と出てきましたが
萬里ハテナだらけです。
てか、萬里受け入れたのに
全然楽になんかなってないじゃないですか!
それについてはどうなの!」

ひとまず、
今回はこれで一件落着のようだ。

ほんとにもう、
情報の出し惜しみがスゴイ
(。-_-。)

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