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【第三の人生】36の章:どう聞いてもマンガチックな世界

*登場人物*

  • 萬里→主婦でお役目持ち。やっぱり漫画の世界に足突っ込んでるを実感。

  • H氏(おじじ)→リーマン能力者(本物)真顔で頭のおかしい人のような話を本気でする超マジメ。


H氏「あ、すいません(;´Д`A
最初、結界は箱型に作った感じでドーム状の天井があったんです。なので、天井をブチ抜いて、外壁だけある状態にして壁が無限に天に伸びたような形にしました。
元々、霊達は結界を張られると出入りできない状態になって、箱の中で右往左往し、『出してくれぇ!』って暴れ出しますから、そうなるまで時間を置いたんです。
それを踏まえた上で、天井を開け天に帰るしかできない状況を作れば、結界の中を苦しく感じる者達は、自主的に天に帰るしか方法がなくなるということです。」

萬里「となると、少しは今までの作業が楽になるし、数の減り方もだいぶ違ってきますよね~?」

H氏「確かに。でも中心的立場になってる奴らも居て、柱が三本くらい立ってるんです。だから、せめぎ合いにはなるでしょうね。」

萬里「柱って何?せめぎ合うって何が?だからぁ、意味が分かりませんって言ってるでしょ!」

H氏「あ、すいません、毎度説明不足で(;´Д`A」

萬里「ホント説明ないと、H氏の常識的知識なんかまったく理解できませんから。」

H氏「悲しいとか寂しいとか、色々な想いを抱えた者達は集まって合体するんです。」

萬里「えっ?!それって、いよいよマンガの世界ですよね?!」

H氏「はい、でもそんなことが実際にあるんですよ。それで、あの結界の中のちょうど公園辺りに霊達が合体した大きな柱が3本あるんです。
その柱の方々が、ボス的存在のようで、どちらかというとあまり良い感情を持っていません。
なので、天に帰ろうとする霊達をあの手この手で引き留めようとしたりするんです。」

萬里「じゃあ、結界を張ろうとした時に邪魔してきたのもそのボス達ですか?」

Hさん「そうですね。他の者を手先にしたり、操ったりできるので・・・。その柱に関しては、最後の最後まで残る可能性があります。」

萬里「霊って合体とかするんですね・・・。そこまでくるとマンガすぎてもう笑いが出ますよ。
ところで、結界の天井に穴ってどうやって開けたんですか?」

H氏「手の中で氣の玉を作るんです。ドラゴンボールの『元気玉』みたいな。それを天井に投げ込んで爆発させるんですよ。そうすると天井が開いて一気に壁が天まで伸びるんです。」

結界は萬里が作ったものだけど、そんな話聞いたところで全くそれが想像できない・・・。

元気玉が現実に作れるもんなん?!まぁ、現実あったとしても、どうせ見えやせんけどねwww

(。-_-。)

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