！映画メモ！レジェンドアンドバタフライ

個人的な満足度：☆☆☆☆★★★★★★

織田信長と濃姫の生き様にフォーカスしたドラマ。
2時間48 分の長編だったけど、飽きることなく見られました。

時代劇というよりは、完全に信長と濃姫にフォーカスした、あの時代が舞台の恋愛モノでした。
私自身はあまり歴史に詳しくないし、むしろ淡々と歴史を追われても面白みを感じないので、そういう人には向いている映画だと思います。
暗いシーンなかりでなく、エンタメ的な要素がかなり多いので若い方でも観やすい映画だなと思いました。

歴史好きで、時代背景もよく知っている方からしたら、「いやこの戦いこれだけで流されちゃうの？」「こんなスムーズにここ進むわけないでしょ！」と思うシーンもおそらく多々あると思います。
※一緒に見ていた時代劇好きな夫も、創作的な要素が多めな作品だと上映早々に分かって割り切って観たと言っていました。

ストーリーとしては、信長と濃姫の関係性と生き様がとても美しく、一つの作品として良くまとまっていると思います。

ラストも、個人的にはとても好みでした。
きっとあの時代には、まだ見ぬ世界や叶うことのない未来に思いを馳せて亡くなっていく方が多くいたんだろうな。

綾瀬はるか、凛々しくてかっこよかった〜！
キムタクは予想通りのキムタクだったけれど、信長のイメージには合ってる気がしたな！
斎藤工には全く気づかず、エンドロール観ていて「え、同姓同名？」となりました。。役者さんすごい。

普段映画館では観ないタイプの映画だったけど、長編作で、壮大で、ストーリーに入り込める作品だったので見る価値ありでした◎