ハットリキョウコ

一般社団法人Forward to 1985 energy life事務局長、株式会社暮…

ハットリキョウコ

一般社団法人Forward to 1985 energy life事務局長、株式会社暮らしエネルギー研究所所属、よろづや服部代表。今まで5足ぐらい履いてた草鞋を3足に改めました。住宅とかデザインとかよろづ相談所みたいなところ。2021.04から大学生もやってます。

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  • 次世代ZEH+の小屋を建てる

    次世代ZEH+で家の中も車も光熱費ほぼ0を目指して自宅建築中

最近の記事

次世代ZEH+の小屋を建てる ④どんなライフスタイルを実現したいのか?

自宅のエネルギー消費量を試算する上で、どんなライフスタイルを実現したいのかを具体的に想定するのはとても重要です。 私は環境省が行っているうちエコ診断の診断士もさせて頂いていますが、本当に100人100様のライフスタイルがあり、それに伴ってエネルギー消費量が全く違ってくるというのを目の当たりにしてきました。 ・うちは電気代が安いからエコだと思っていたけど、車のガソリン代が普通より多いのでトータルでは平均以下だった ・在宅ワークで家にいる時間が増えて、消費量が増えたと思ってけ

    • 次世代ZEH+の小屋を建てる ③次世代ZEH+とは何か?

      前回までは『ZEH』と『ZEH+』が何かを紐解きました。 今回はいよいよ『次世代ZEH+』です。 3.次世代ZEH+いよいよ"次世代"が入りました。 『次世代ZEH+』は『ZEH+』の要件を満たしつつ(つまりZEHの要件も満たしつつ)下記のいずれか1つを導入するものです。 次世代ZEH+の場合、下記の要件は必要要件でもあり、加算対象でもあります。(5)を除いて導入しただけ補助額が積み上げられます) 1) 要件を満たす蓄電システムを導入すること 2) 要件を満たすV2H充

      • 次世代ZEH+の小屋を建てる ②まずZEHとは何か?

        元々は光熱費ほぼ0円を目指して「自宅で使うエネルギーは自給したい」「できれば基本料金も払いたくないからオフグリッドしたい」ということに端を発したエネルギー計画ですが、調べていくと頂けそうな補助金がいくつかあることが分かりました。 結局は次世代ZEH+を目指すことになったのですが、 そもそも次世代ZEH+ってどんなもの? ZEHは聞いたことあるけど+って何がプラス? どのへんが次世代? どんな設備が必要? と疑問はどんどん湧いてきます。 今回はまず『ZEH』と『ZEH+』

        • 次世代ZEH+の小屋を建てる ①ゾーニング

          これまで埼玉の自宅のエネルギー消費量を考察してきましたが、この家、両親が祖母の介護で離れている間住まわせてもらってる期間限定賃貸でした。 そろそろ親もこの家に戻ってくるかもしれないので、私は私の家が必要です。 新しく賃貸を借りてもいいけど、もうすぐ40歳。 ねんきん定期便でお知らせされる予定支給額は7万円ちょっと。 だめだ。老後まで賃貸の家賃を払い続けられない。 そういうわけで、一念発起して家を建てることにしました。 しかも、限りなく光熱費0に近い家を。 実は数年前に取

        次世代ZEH+の小屋を建てる ④どんなライフスタイルを実現したいのか?

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        • 次世代ZEH+の小屋を建てる
          4本

        記事

          うちのエネルギー使用量は多いのだろうか。地域平均との比較

          前回・前々回で、わが家の2019年と2020年のエネルギー消費量を見ていきました。 果たしてこれは平均と比べて多いのだろうか? 1985アクションナビに電気・ガス・灯油の消費量を入力すると、「同じ地域」「同じ家族人数」との比較が簡単にできるのですが、わが家は途中でガス種別が変わったのを変更し忘れてうまく反映できなかったので今日もまたEXCELでお見せしていきます。 1.全エネルギー合計消費量の比較 8・9月以外は平均よりも少なかったようです。 1年間のトータルで見ると

          うちのエネルギー使用量は多いのだろうか。地域平均との比較

          2020年のエネルギー家計簿報告② 2020年と2019年の比較

          前回は2020年のエネルギー家計簿(光熱費)を見ていきました。 今回は、いよいよ巣ごもり生活が始まる前の2019年と比較していきたいと思います! 1.2019年のエネルギー家計簿 電気が2,422kWh 74,179円、プロパンガスが59㎥ 54,541円、灯油が90L 7,650円で、合計136,370円でした。 ここで改めて2020年のエネルギー家計簿を。 あれ!減ってる! しかも結構減ってる! そもそも「巣ごもり生活で光熱費が高くなったんでは・・・」という仮

          2020年のエネルギー家計簿報告② 2020年と2019年の比較

          2020年のエネルギー家計簿報告① 2020年の消費量

          昨年から巣ごもり生活が始まり、光熱費高くなったんじゃないかなーと気になっている方も多いのではないでしょうか。私もその1人です。2019年以前も在宅ワークではありましたが、出張がなくなり、休日の外出もほぼゼロになって、明らかに在宅時間は増えました。 そこで、2019年以前と2020年の光熱費・エネルギー使用量を比較していきたいと思います。普段エネルギーを相手に仕事をしている私の自宅はどんなもんでしょう?少し詳しめに、消費量の調べ方から説明していきますね。 1.電気使用量の調

          2020年のエネルギー家計簿報告① 2020年の消費量

          36歳、大学に出願しました

          私は高校を卒業後、早く社会に出たい一心で専門学校に入学しました。3年間のコースでしたが、2年のコースより余裕を持って、4年の大学よりも急いで実務的なことが学べて、せっかちだけど体系的に学びたい私にはぴったりなコースでした。 しかも「青山製図専門学校」という名前の通り、まず製図を覚えろ!という学校だったので、とにかく図面を早く描くトレーニングを積みました。マンションの1階平面図を20分で!今日はこの図面を描き終わった人から帰ってよし!という具合です。おかげでみんな図面が早く描

          36歳、大学に出願しました

          開業届を出してきました

          2021年1月29日(金)、税務署に開業届を提出してきました。これで晴れて個人事業主。個人事業主で、会社員で、団体職員。ちゃんと全部会社に届け出ている正式な副業です。 なんでわざわざ個人事業も開業したかと言うと、株式会社の仕事でもなく、一般社団法人の仕事でもなく、本当に個人でさせてもらってる仕事が増えてきて、いよいよ節税をちゃんと考えなきゃ行けなくなってきたから。 ちゃんと開業届を出して、青色申告承認申請書を出して、複式簿記で確定申告を出せば、65万円の控除が受けられる。

          開業届を出してきました