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#55 庭の開墾・ススキとの闘い④

8月上旬、TとAさんによる再びの庭の開墾・ススキとの闘いレポート第4回です。今回は定宿としている草原別荘地近くのホテルではなく、去年3月、KとTが土地探しに八ヶ岳南麓を初めて訪れた際に宿泊したホンカのログハウス「Yatsugatake Rota」さんに再び宿泊しました。

オーナーの方はとても気さくで、去年の訪問のことも覚えていてくださり、その後僕らは土地を購入したこと、現在は家を建築中であることなどを報告しました。

上の写真と、当ブログの#3の写真と比較するとわかりますが、今回は夏真っ盛りの8月、緑がかなり濃く草木はたくさんの花を咲かせていました。

草原別荘地のススキ軍団と比較すると、Rotaさんのお庭は一見草が生え放題に見えますが綺麗にそして自然に整備されていてなんともうらやましくなってしまいます。いつかはこのような素敵な庭に仕上げたいとおもいます。

ススキ生え放題の庭スペースから見た建築中の家

家の建築状況はというと、南側の大型サッシ以外の窓はすべて入り、窓の化粧枠やユニットバス、薪ストーブ用の煙突があらたに設置されていました。

それにしても、ススキの成長力はとても強いです。前回は3週間ほど前に訪れましたが、背丈はすでに50センチほどになっています。もちろん今夏は草原別荘地に定住されている方に一度草刈りをしていただいているのでまだマシで、刈っていないお隣の土地のススキは2メートルはあろうかという背丈になっていました。

一本一本手作業で伐根している僕らにとってはとても心が折れる風景です・・・が、このような経験は二度と味わえないであろうと気を取り直して少しずつ伐根を進めます。

前回植えたローズマリーやラベンダーは、雨の影響?もあってか、根付く前に流されてしまったようでした。今回は小さな苗を植えかえるのではなく、種を蒔いてみようということで改めてローズマリー、ラベンダー、芝生の種等を植えてみました。

とりあえず、何が育つのか、何が鹿に食べられないのかを訪問のたびに試行錯誤しています。

また、鹿が何を食べるのかをもう少し検証してみようということで、上の写真にあるハーブではない植物を2株植えて1日目はYatsugatake Rotaに戻りました。

Yatsugatake Rotaさんは、備え付けのキッチンはあるものの調理は禁止となっているため、夕食は近隣のレストラン等を利用するか、もしくは食べ物を持ち込んで食べるかの2択です。

この日は、冷蔵庫や電子レンジはあるのであらかじめ調理した食べ物を持ち込んで、一番上の写真の庭のテラスでスパークリングワインを飲み、天の川もうっすらと見える満天の星空を眺めながらゆっくりとした時間を過ごしました。

Yatsugatake Rotaのオーナーさんが作ってくれる朝食をいただいた2日目の朝、さっそく草原別荘地に戻りススキの伐根作業。昨日植えた2株の植物は無事でした。

鹿は毎日来ているようなので、当然この植物にも気づいたものと想像しますがどうやら食べなかったようです。次回はまた2週間後ぐらいに訪れるため、その際に安否確認を改めてしたいとおもいます!

夏はエサとなる植物が比較的豊富なので、鹿にも優先順位があるのかもしれませんね。エサのない冬は逆に、やけくそになって何でも食べてしまうようです。