見出し画像

#3 八ヶ岳土地探しの旅 Day 1 宿

ホンカのログハウス

さて、いよいよ一泊目の宿にチェックイン。お世話になるのは長坂町白井沢にあるyatsugatake ROTAさん。

ホンカログハウスのVALO 40のカスタムバージョンでしょうか?あえて寝室の壁を低く設置しスキップフロアでリビングエリアと繋げて小さいながらも広がりを上手く演出していてとても落ち着く空間にまとめられています。

yatsugatake ROTA前にて
yatsugatake ROTAのリビングエリアとスキップフロアにベッドルーム

ストーブはペレットストーブ。スイッチひとつで燃料が投下されすぐに燃え始め暖が取れるのは便利で、貸出を前提に考えると安全ではあるけど、やはり僕たちは手間がかかっても薪ストーブの方が好きかな。

そしてこのコテージの最大の特徴とも言えるのが広いガーデン。なんと敷地内に小川が流れていて自然の地形をそのまま取りこんだ、どこかヨーロッパの小径を思わせる庭になっています。空も開けていて、きっと夜は星がきれいにみえることでしょう。

コテージ前に広がるガーデン。左上は母屋のサンルーム
ガーデンから小川を見下ろす

こちらのオーナーのNさんは隣の母屋にお住まいです。母屋はドイツハウスで建てられたとのこと。写真はありませんが、これまた漆喰の壁と木部の濃い茶色のコントラストがとてもお洒落な佇まいです。

『断熱性が高くとっても暖かいですよ』と、Nさん。車で南麓を走っていると同様の白壁に焦げ茶の窓枠の建物に時々出くわすんですが、そのほとんどが清里にあるドイツハウス堀内組という工務店によって建てられていることが多いです。(実はこのドイツハウスとは、のちの僕たちの山小屋プランニングでも交差することになるのですが、それはまた追って書くことにします)

八ヶ岳のアイルランド

さて、一段落したのでディナーに出かけることに。なんと南麓には本格的な佇まいのアイリッシュパブがあり、タップから注がれるギネスが飲めるのです。そのパブの名は『アイリッシュパブ ブル&ベア

なんだかウォール街を思い出させるネーミングですが、見た目はまんまアイリッシュパブ。ダブリンに共に留学し、パブをこよなく愛した僕たちにとって決して外すことのできない選択肢です。早速予約をしてご親切にもコテージのオーナーのNさんに車で送っていただきました。

アイリッシュパブ ブル&ベア Facebookより

(なんと二人ともパブの外観の写真を取り忘れるという大失態をやらかしたのでお店のFacebookから写真をお借りします)

パブに入り早速ギネスをパイントで注文して一日を振り返りはじめたTとK。

『一番最初に見た土地がやはり良かったね。明日以降良い土地がでてくるのかな?』とか話しなが長い一日を精力的に活動して疲れきった体に、その後さらにギネス1パイントとキルケニー1パイントを流し込んだらすっかり出来上がってしまいました。弱くなったものだ…。

それにしても暮れていく八ヶ岳の森をパブの窓から見ながらギネスを傾ける、なんとも贅沢なひとときでした。

ブル&ベアのバーカウンター
パイント オブ ギネス
パブの窓からの風景