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ネコマガ

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癒しと笑いを、猫でお届け🐈‍⬛イラスト・漫画/猫とコーヒーをこよなく愛するネコンテンツクリエイターが、日々徒然書いています🐈💨
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#創作

イラスト・ラフ 〜髪を切る猫の親子

髪を切る。 おうち床屋さん。 そんな切りませんよ。 お母さんは焦っている。 切らないと言って、切りすぎていく。 戻ろうとして戻らないか、戻りそうかな? ギリギリの闘い。 もともと短い毛なので「そんなにきらないでね」と娘。 そう言われると、プレッシャーがかかった。 「お庭でお花を見ながらやろうか」 と誘って、切ってみたらご機嫌。 初めは「美容師さんなみじゃない!」と自負した。 いける!と、余裕のカット。 どんどん切っていく。10分後、 「おしゃれー…」 (うわー、ど

イラスト・ラフ 〜自転車に乗る 猫の親子

ワクワクする!お父さんはワクワクする! できるかできないか…「いーや、できる!」と思うから 後ろから応援していてワクワクする! 昨夜、夕ごはんの時、何か決意したように 息子が「じてんしゃのる、れんしゅうする」といった。 食卓にいたお母さん、お姉ちゃん家族みんなで静かに受け止めた。 ああ、とうとうその時が来た!重大な責務だ。 何度も転んでしまうし、ケガもするし 痛い思いするけど チャレンジャーになってほしい。そう思うぞ! できることで、見える世界が広がっていくんだ!

イラスト・ラフ 〜波に乗る猫の親子

個展に向けて、イラストラフを描いています。(ゆるゆると) 息子、初めは浜辺で遊んでいただけ。 お父さんひとりで波に乗った。 大人になってから始めたサーフィン。がむしゃらに練習する。 お母さんと息子が遠くから一緒に眺めて 「がんばっているねー」「かっこいいねー」と声かけていた。 ある日、 息子も一緒に「やりたい」と言い出した。 それなら、と 小さな波の時だけ、息子をボードに乗せてみた。 あやまって、大波にぐるぐるに巻かれてしまった。 「これはもうダメだな」と思った。「

イラスト・ラフ 〜テニスをする猫の親子

個展のためにイラスト・ラフを描いています。 私はゆる猫似顔絵という、ゆるーく猫風味に似顔絵を描いています。 その親子シリーズ…のつもり。 友達と待ち合わせがある、というウソを見破ってお父さんは連れてきた。 お父さんと一緒に週末、テニスコート。 高校、大学と馴染んだテニス🎾 「お母さんともテニスで仲良くなったんだよー」「へー」 息子にはどうでもいい情報も盛りこみながら。 お昼になったら、お母さんのお弁当のサンドイッチ。 それだけを目当てに、息子はコートへ入る。 畑に囲

イラスト・ラフ 〜ミシンでドレスを作る猫の親子

ミシンが苦手なお母さん。 ダンスの発表会があるので、娘の晴れ舞台に!と頑張っているところ。 やっとのところで、ドレスができた! あと少しで出来る。ヘッドドレスを作って終わり。 学校から渡された紙には、作り方や用意するものが丁寧に書かれていた。 娘は大勢その他の「お花」の役。🌷 これをぜんぶ作るんだ…と遠い目をしたものの、なんとなく楽しみが湧いてきた。 うまく作れるだろうか?糸通すだけで時間を費やしてしまった。 あたふた作り出した数日間。 娘の晴れ舞台は、もう明日。 も

イラスト・ラフ 釣りをする猫の親子

個展のためにイラスト・ラフを制作中です。 釣りをする猫の親子。🎣 ちょっとしょんぼりなのは、お父さんの方。 今朝、満面の笑みで息子と二人で出掛けて行ったのに。 釣れなかったけど 「こういう時もあるんだよ」 息子に言うはずのセリフだった。 「一昨日から準備していたのになぁ」 遠い目で水平線を見つめたお父さんは、本日ボウズだった。 「大物が釣れて良かったなぁ」 帰り道の車の中で、複雑な心が波寄せる。 食べるのは好きだけど「さかなこわい」と言っていた息子。 きっと釣りをす

イラスト・ラフ ガーデニングする猫の親子

個展のために、イラストラフ作っていきます。 お花が好きなお母さん。 長い間、病院にいた。 病室に届けられる花を見て、その時は何も関心がなかったけど 退院したら、自分も何か一つ育ててみようと思い立った。 一番下の子だけ、手伝ってくれる。 ずっと病院にいたお母さんと、一緒にいられるので嬉しい娘。 初めは花苗を買って、ポットに植えただけ。 水をあげるだけで元気に育った。🌷 次は、寄せ植えをやってみる。 すると、庭が華やかになった。「きれいだね」 朝、窓を開けて花のご機嫌を

イラスト・ラフ 〜パンを焼く猫の親子

個展へ向けて、イラストラフを描いていきます。 パンを焼く猫の親子。 小さい頃のクリエイトは、砂場。粘土。お絵描き。 そして、パンを焼く。🥐 お母さん、娘に教えます。 材料を測ったり。混ぜたり。 計算することや、秤のメモリを見ることに慣れていない娘。 ミキサーを持つことも出来ない。 「お母さんが混ぜようか」 と言われて、伸ばし棒を渡された。 少し難しかったのだろうか 娘は、出来ない気持ちに折り合いつかず、部屋を出ていった。 お母さんは、お茶を沸かして、黙って待つことに

イラスト・ラフ〜カメラ好きな猫の親子

イラスト・ラフを作りながら、 個展に向けて創作していきたいと思います。 親子がまっすぐ見つめる先には、おそらく被写体。 お父さんと一緒に、休日。 電車を撮りに「知らない駅」に降りてきた。 会話は苦手な親子。 ひたすら撮影のことしか頭にない。 ポツンと一つある単線の駅だけでも、 ちょうちょや野の花、広がる田んぼや山々の景色と 素敵な被写体がたくさんあるようだ。 息子は、早く電車を撮影したい。 「はやくとりたい」 お父さんは、息子のやる気を削がないよう 目的のものをど

節分の難 鬼に優しい世界

人間のストレスを一心に受け止める。鬼の大仕事。 節分。 夜も更けてまいりました。 昨夜は日程間違えて帰った鬼も、やっと仕事が終わり。 何があったのか、聞くのもどうかと思う。 諸処で、鬼は仕事の度に 子供たちに散々登られ、噛まれ、 三つ編みの競争されたりしたのだろう。 誰だろう、お寿司のトレーを角に刺したのは。 …だいぶ、遊ばれている。 例のアニメの影響か、あのコスプレした子供に、 鬼の大事なパンツも盗まれ 挙句の果てに、大事な金棒を近所の川に捨てられた。 「お