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イラスト・ラフ〜カメラ好きな猫の親子
イラスト・ラフを作りながら、
個展に向けて創作していきたいと思います。
親子がまっすぐ見つめる先には、おそらく被写体。
お父さんと一緒に、休日。
電車を撮りに「知らない駅」に降りてきた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74734941/picture_pc_56cf92b21969c98c50d2d32d9baee0d0.png?width=800)
会話は苦手な親子。
ひたすら撮影のことしか頭にない。
ポツンと一つある単線の駅だけでも、
ちょうちょや野の花、広がる田んぼや山々の景色と
素敵な被写体がたくさんあるようだ。
息子は、早く電車を撮影したい。
「はやくとりたい」
お父さんは、息子のやる気を削がないよう
目的のものをどう撮るか、伝えようとするが
自分も早く撮りたいのか、シャッター切り始めてしまう。
昨夜まで、
「お父さんとお出かけ」に大興奮していた息子も
これにはちょっと不満げだ。
電車は、ピンボケしか撮れなかった。
(帰り道、この街でたった1店舗しかない喫茶店へ入り
硬めのプリンを食べるまで、息子は不機嫌のままに終わる)
お父さんと息子。
大きな友達と小さな友達。
お父さんは、息子を連れてきたことと、
自ら撮影した「踏切と電車の写真」が一枚成功したことで、自己満足。
帰宅してきた2人を見るや否や「あ、今夜はカレーだな」と決めたお母さん。
このエピソードは
彼らの人生で、何度かループされるネタになっていく。
そんな想像。
使用:Adobe fresco(レーキ(文字)
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