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イラスト・ラフ 〜パンを焼く猫の親子

個展へ向けて、イラストラフを描いていきます。

パンを焼く猫の親子。

小さい頃のクリエイトは、砂場。粘土。お絵描き。
そして、パンを焼く。🥐

お母さん、娘に教えます。
材料を測ったり。混ぜたり。
計算することや、秤のメモリを見ることに慣れていない娘。
ミキサーを持つことも出来ない。

「お母さんが混ぜようか」
と言われて、伸ばし棒を渡された。
少し難しかったのだろうか
娘は、出来ない気持ちに折り合いつかず、部屋を出ていった。

お母さんは、お茶を沸かして、黙って待つことに。
娘の真剣さと向き合おうと覚悟を決めて、雑誌を見始める。

30分後、
ムスッとした顔で戻ってきた娘。
真剣な目をして、黙って伸ばし棒を使い始める娘。
「はやくパン食べたいね」と誘うお母さん。

さっきまで黙って作っていた、動物の形のパンを見せて

「見て、こんなの作った」

犬の顔。
ヘビのパン。長い長いやつ。
お花の形したパンも。

面白い形に魅了されて、「私も」と真似して作りだす。
楽しい気持ちに動かされて作り出した物は、
最後に美味しいクリエイトだった。


そんな想像。

使用:Adobe fresco レーキ(文字)

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