![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34992128/rectangle_large_type_2_f426a0b9b907cbbb3d8179bc0db9be5e.jpg?width=800)
スマホを手放して旅をする
電車に乗るよりも
バスに乗るよりも
自転車をレンタルするよりも
歩きたい。
雑踏のなかで見落としてしまうことのないように
目的地にたどり着くことに執着しない。
いつかたどり着くだろうと思えるから。
" 目標達成よりもその過程を楽しみたい "
前夜のTVドラマでも主人公が同じようなこと言ってたな・・・
なんて思いながら歩く。
道路を渡ろうと覗いた路地が妙に可愛かったり、
スーパーから出てくる住人とすれ違ったり、
可愛いお店に出会ったり。
" 歩く "ってひとりだからこそできること。
誰かと一緒だったら
ペースが違って疲れてしまったり、
相手を気遣って違う手段を選んでしまう。
「こっち、ぽい・・・」
自分の感覚だけを頼りに歩き続ける
そのうち標札が顔をだし、
ホッとする。
けれど、それもつかの間…
標識は←って書いてあるけど、↑に行きたい…
この道を進んでみたい。
→はさすがにたどり着けないけど、↑だったらいつかきっと繋がる…
ひとりだから進める方向…
だから↑に進んでみる
まるでジブリ映画の主人公になったような気分で。
進んだ先には、日常があった。
観光客ではなく、そこに暮らす人々が行き交っていた。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34991387/picture_pc_e7633759f5d1f8d88c0eaa0d13804975.jpg?width=800)
ずっとここにあって、時代とともに移りかわってきてるんだろうな。
そういう風景が目の前にひろがる。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34991443/picture_pc_520b2a4b15ce2b87390a6b7263dbcef5.jpg?width=800)
そして、道がふた手に分かれた。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34991527/picture_pc_066b9b71f188e1eb0f26615e2ef8f9dd.jpg?width=800)
直感で進もうとした道には、親切なご案内があった。
「ありがとうございます」
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34991582/picture_pc_42d6e37576aa9cb616fe72a03aca2e0b.jpg?width=800)
街の景色、匂い、音。
五感で感じる、京都の暮らし。
人が増えてきたぞ・・・
どうやら目的地にたどり着いたようだ。
ホッと胸をなでおろした。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34991903/picture_pc_53754b7f97e7a4b3c6a982b087702457.jpg?width=800)
いつも読んでいただきありがとうございます☆