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芋ようかんと抹茶ラテ

いつもよく通るデパートのお菓子コーナー。
そこには、期間限定のお取り寄せスイーツが並んでいます。

そこで『舟和』の芋ようかんを見つけたわたし。
お芋系のお菓子に目がないのです。

気づけば、芋ようかんを手にして颯爽と帰路についていました。
この日のおやつは芋ようかんに決まりです。

さて、なにをお供にこの芋ようかんを頂こうかしら。

ちょうど買っておいた牛乳があったので、お家カフェ風に抹茶ラテを作ってみます。

じつは、お抹茶をじぶんで点てれるようになりたくて、この春夏は道具集めに勤しんでいたんです。

家のお茶コーナーに並ぶ、必需品の茶筅と抹茶茶碗。
いつか茶道を習うようになれば、他の道具も揃えたいなと夢みています。

さて、まずはお抹茶を濃茶で点ててみます。

水分量が違ったのか、以前お店で食べた抹茶アフォガードにかかっていた濃茶とはまるで別ものが出来上がりました。

まぁ、細かいことは気にしない!と割りきって、お鍋で温めた牛乳を注ぎます。

お抹茶の緑色が、やわらかなグリーンに様変わりする様子を楽しみつつも、美味しくできあがるのか不安が混ざりあった面持ちで挑むはじめての抹茶ラテ。

かき混ぜていないとちょっぴり分離してしまう抹茶ラテになってしまいましたが、味見をしてみると、しっかりお抹茶の味が感じられて、美味しくできました。
芋ようかんのお供なので、今回は砂糖を入れずに頂きます。

この日のおやつはとっても贅沢。

だからカフェ気分を存分に味わいたくて、間接照明をつけ、BGMを流しつつ、本を読もう!という椀飯振舞い。

わたしはここでようやく大切なことに気づきました。

なんと、カフェ気分を味わえていなければ、本の内容にも集中できていない、芋ようかんと抹茶ラテの味もしっかり楽しめていなかったのです。

これはいけない。

試しに本を閉じて、芋ようかんと抹茶ラテに集中してみることに。

すると、芋ようかんの優しい甘さが口いっぱいに広がるのを感じ、お抹茶がミルクとあわさりまろやかで口当たりが心地よい絶品ドリンクであることに気がついたのです。最高に幸せなひとときでした。

芋ようかんと抹茶ラテのあとは、再び本を読むことに。
これまた、本の内容にすごく集中できて、読書を楽しむことができました。

わたしはカフェでドリンクとベイク片手に、読書したり書きものをするじかんが大好きです。

でも正直、家で本を読んだり、ノートを書くほうが集中できることに、薄々気づいていたんですよね。

このお家カフェでその正体にようやく気づくことができた気がします。

それは、カフェ空間&時間が好きすぎて、ついつい欲張りになっていたこと。最高のじかんを過ごさなきゃ!って変に力んでしまっていたじぶんに気づきました。

カフェで作業することは大好きです。
これは変わりません。

でも、今度カフェに行ったときは、「味わうこと」と「作業」は別々にやってみようと思っています。

味わうじかんは味わうことを。
作業するじかんは作業することを。
その空間に浸りたいときは、ただただその空間にじぶんを置いてみることを。

そんな大切な気づきをくれた、芋ようかんと抹茶ラテ。
ごちそうさまでした。

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