ー序章ー ひとり旅をしてみよう
ひとり旅。
やってみたいなぁと思いながら早数年・・・
重い腰をあげるにはそれなりの理由が必要だったりしますよね。
わたしは数ヶ月前、未知の世界に引っ越してきました。
けれどそこには友人や知人がいつもいてくれるんです。
だからすぐに甘えてしまいます。
彼女たちと" いっしょ "というだけで、未知の世界でも知ったかぶりで歩いてしまいます。
気づけばあっという間に夏が過ぎ去ろうとしていました。
「わたしは、なにもやっていない・・・」
そんな思いがふと頭をよぎったのです。
新たな土地に来たというだけでは、何もカワラナイ。
自ら行動しないと新しいことは、何もハジマラナイ。
「なにかないかなぁ、新しいこと」
けれど世の中はなんてったってコロナ渦。
こっちに来たらやりたかったことベスト3に入る" 旅 "だってできっこない・・・
だけど!だけど!
今この瞬間をステイホームばかりしていていいのだろうか・・・
もう何ヶ月も「わたしの時間」は停滞しているぞ。
わたしは考えました。
●
「そうだ、ホテルに泊まろう!」
ホテル泊といえば、旅行のときや、ヲタ活で俗にいう遠征のときくらいでした。
つまり、これまでは非日常のオマケ的存在だったのです。
「いまだからこそできることをやろう!」
ということで、" ホテルに泊まる "を主役にしちゃうぞ!作戦を決行です。
世の中がぐるぐるまわりだしたら、きっと忙しくなります。
やりたいことは次から次へとあふれます……
" ゆっくりと「じかん」を楽しむ " なんてきっとできません。
たとえやってみても、いまとおなじ心のゆとりをもつことはできないと思うんです。
・・・
早速インターネットで近場のホテルを探しました。
こころが弾みます。
久しぶりにワクワクします。
オマケ的存在だったホテル時間が「主役」になる!
だから、いつものような格安ホテルではない、
ステイ時間を楽しめる宿をポチッとしました。
久しぶりにスマホのスケジューラーにピンク色で予定を入力しました。
ピンク色は" 娯楽 "のスケジュール。
ひとり旅といえるような大それた計画ではないけれど、
今までの自分だったら、かならず友人に声をかけていました。
「" いっしょ "に ○ ○ 行かない?」
だからこれはわたしにとって、はじめてのひとり旅です。
自分で決めたはじめての挑戦です。
どんな時間がまっているのかな♪
いつも読んでいただきありがとうございます☆