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「毎日コツコツ」、やっぱりこれが一番大事。キーポイントは積み上げの選定。

ここ1ヶ月ほど日課の「坐禅」をサボっていた。
気づけば一日はあっという間に過ぎさり、「あぁ、今日もまたできなかったな。」そう思って一日を終える毎日。

坐禅をしなくなったのは、「朝活」から遠ざかってしまったためである。
就寝時間が日ごとに遅くなり、最近は深夜1時に寝る、なんてこともしょっちゅうあった。

朝活を失い、坐禅習慣を失い、わたしはそれを全然いいことのようには思えなかった。

「どこかで取り戻すんだ……」

そう思って、ようやく昨夜23時をまわる前に就寝することに成功した。
今朝は目覚めると朝の6時。
外はまだ暗くて、最初は天気が悪いのかと思ったくらい、朝じかんに不慣れなじぶんと出会った。

これまでは7時半頃に起きて、8時くらいまでお布団でゴロゴロとするような朝じかんを過ごしていたけれど、今朝はパッと起き上がり、顔を洗い、布団を畳んだ。

我ながら上出来だ。

ヨガマットを広げ、まずはストレッチ&簡単なヨガからスタートする。
15分ほどで終えると、次は待ちにまった「坐禅」のじかんだ。

銀閣寺で購入したお香をパキンとふたつに折り、火をともす。
久しぶりにかぐ銀閣香に、心が穏やかになった。

半分のお香が燃え尽きるまで、だいたい20分ほど。
坐禅を組んで、肩の力を抜くこと10分……
足が痺れてきてしまった。

坐禅をはじめた当初は毎日足が痺れていた。
しかし、毎日組むようになってからは、20分くらいは全然平気だったのだ。

それなのに……

毎日コツコツ、積み上げる。

そのことの大切さが身にしみた。

生きていると、優先順位をきめて物事を消化していくというのは極めて重要だ。
すべてができるわけではないから、時と場合に応じて「手放し」ていく選択はかならず発生する。

わたしは「手放し」にとても肯定的な人間だ。
なぜなら手放せば、新たに入ってくるものがあるからだ。
そう、新しいことと出会えるのだ。

一方で、手放すとそれまで習慣にしていたことというのは特にその代償を痛感するだろう。

取捨選択。

とても難しい課題と我々は日々向き合っている。
わたしは今回、迂闊にも「坐禅」を手放しかけたけれども、改めて出会ったことで、「やっぱり坐禅はじぶんにとって大切だ」とそう気づくことができた。

毎日コツコツ取り組むのはとても大切だ。
日々の積み重ねの成果は、ものすごく大きい。

一方で、いったいなにを「積み重ねる」のか?
それは、手にとってみたり、手放してみたり、それらの繰り返しのなかで答えが見えてくるものではないだろうか。

マンネリ化を感じたのならば、一度手放してみるといい。
そしてまた手を伸ばしたくなったとき、じぶんにとって本当に大切なものが見えてくるはず。

朝活、坐禅。
この冬からまた毎日コツコツ取り組むぞ!

いつも読んでいただきありがとうございます☆