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子どもへのアーユルヴェーダ的オイルケア(方法)

使用オイル
焙煎していない白ゴマ油で
スーパーなどで手に入る太白ごま油などの商品名で売っています。
(ちなみに、かどや製油さんは色んな活動を理解してくださり、障害児ケアのオイルも提供していただいているので私はかどやの太白ごま油贔屓です(^^))
①理想的には熱処理を
熱処理を行うことで、代謝されやすくなったり、抗酸化作用が高くなったりします。
(どうしても面倒なら省略可)
買ってきたら、一度鍋にあけて120~150度くらいまで熱します。
そうすることで体内に吸収された後で代謝されやすくなったり抗酸化作用が高まったりします。
ただ、熱処理が面倒でオイルケアをしない・・となるよりは、熱処理を飛ばしてオイルケアをしてください。または、小さなお子さんがいる、認知症の方がいる、など熱い油が怖い場合も無理に熱処理せず、そのまま使って大丈夫です。
②熱処理は1度行えばよいので温度が下がったら瓶に戻してその都度使ってください
③部位は、頭、耳、足、の三点か、その中のやりやすい部位で良いと思います。
足は足首から下で大丈夫ですが、オイルマッサージの後は冷やさないようにします。
マッサージの手法はこだわらず、オイルが浸透することが大事ですので、やさしい気持ちでオイルを塗りこんであげてください。
オイルマッサージの後は、ふき取っても滑りやすくなるので、動きの多いお子さんは靴下を履くか、寝る前に行うなどが良いかもしれません
耳は、外耳のマッサージと、可能であれば麺棒で耳の中も掃除するように油を塗りますがしばらくしたらふき取ってあげてください。耳も、マッサージのあとは冷たい風などに当たらないようにしましょう。
頭部:たっぷりオイルを使うのは理想ですが大変なので、指先にオイルをつけてマッサージしてあげるので良いと思います。

どの部位も、お子さんの消化力(食欲等)が健康であればたっぷりオイルを使う方が効果が実感できると思います。5分弱でオイルは骨髄組織まで到達するとされていますが、時間をかけてやってあげるのが良いと思います◎
禁忌:発熱時、消化不良・食欲のないとき、食後、生理中、炎症やケガのある部位
注意:ゴマ油のアレルギーの有無を確認してから行ってください

簡単にまとめるのは意外と難しいなと思いながら(^-^;
三点(頭、耳、足)マッサージは万人に良いものなので
お子さんだけでなく、ご自身にも一緒にやってあげると心身の良いケアになると思います。
また、三点にこだわりすぎず、お子さんが触ってほしそうなところを優先させてあげてください。
お子さんたちにオイルマッサージをしていると
色んなリクエストをしてくれることがよくあります。
(ごま油は、目の近くに使うのは避けましょう。)

オイルを塗る行為=愛を与えることとされています
大事な自分自身や周りの人とオイルを通して愛を与えあって満たされた時間をお過ごし下さい◎


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