ヘルスケア事業者間の協働イベント開催までのプロセスを公開
こんにちは。健康まちづくり事業プロデューサーの石井です。
私の略歴だったりやっていることは下記の通りです。
今年に入ってからは、地域資源を活かした事業に携わったり連携することにも積極的ですが、具体的には、川口の鋳物技術を転用することで生まれた健康器具「ふみふみ」を川口独自のコンテンツとして、ソフト面から広げていければと取り組んでいます。
今年の2月には、YORIAI西川口で、川口鋳物工場初の挑戦と題して、「ふみふみ」の開発秘話をお話いただくイベントを開催しました!
その後、4月にはそれぞれの専門性を活かした連携可能性を模索すべく、【健康まちづくり推進YORIAI会】を開催し、健康まちづくりの最新動向や、他地域での取り組みの報告なども行いました。
1回のイベントのみで、なかなか連携可能性までは見えませんでしたが、、YORIAIに関心をもっていただいた方には、7月開催の大人の体力測定にもブース出展をしていただきました。(こちらとしても、体力測定がもっとヘルスケアの文脈で扱われるようになることが今後さらに重要と思っていて、ヘルスケア事業者との連携促進がテーマとなっていました)
健康まちづくり推進YORIAI会の時とは異なり、それぞれのコンテンツを体感してみることで、今回出展いただいた一部の方にご協力いただいて、体力測定からの派生イベントとして【心と身体のバランスワークショップ~ふみふみとセンタリングで心と身体を調和させよう~】を9月23日(祝)に開催することが決定しました!
体力測定で、バランスを測る種目として、閉眼片足立ちがありますが、笑いが起こっていいものの、数秒で終わってしまう方が多いのも実情で、改善するっために何をすればよいのかというのも不十分な状況でした。
それをセンタリングという技術と、川口の鋳物技術を転用することで生まれた健康器具「ふみふみ」で改善できるかもしれないと可能性を感じていただけて、今回のワークショップ開催が実現に到りました!
https://comspo.net/report/centering
【ふみふみとは?】
創業60年の川口市の鋳物工場がコロナ禍で開発した初の健康器具です。
健康的に長生きしたい100年時代、生活に気軽に取り入れられるふみふみは、健康増進のみならず、高齢化社会での仲間づくりのきっかけ、若い世代の在宅ワーカーへの需要、昨今裸足で歩かなくなった子どもたち(もちろん大人も)の足裏の感覚やバランスを呼び覚ますアイテムになると、確信をもって事業に取り組んでいます。
【YORIAI西川口とは?】
埼玉県川口市をメインに、異なる強みを有する経営者5名で構成される「NCS株式会社」が運営する、西川口駅西口エリアの小さなまちづくり拠点・イベントスペース。
「様々な年代・人種のユニークな人達が寄り合える場所にしたい」と考え、可能性とカオス感あふれる西川口駅西口エリアにあった元空き店舗をリノベーションした未来空間。
このスペースを舞台に集った人達でアイデアを掛け合わせて事業化したり、新たな学びを得たり、楽しくも真剣に社会課題をカイゼンしていくことを実践することを目指している。
(以下は9.23の開催報告です)
当日は4名の方にご参加いただきました!
身体の中心感覚に出会い、深めるワークから、中心で押す・押されることを体験し、普段の身体の様子との違いを味わいました。
そこから、安定と固定の違い、自分と出来事との間合い・自分と他者との間合いへと進みました。
中心感覚への注目(センタリング)があると、気の合う人とも気の合わない人とも、それぞれに心地よい、風通しのよい間合いで関われることを体験しました。「ふみふみ」が安定と固定の違いをわかりやすく可視化し、中心感覚を深めるための手助けとなり、参加された皆さんにとっても様々な気づきが生まれた場となったようで良かったです^_^
今回は、個人的に目指している
・地域資源(川口の鋳物技術)を活かした事業に関わること
・若い年代を応援し、活躍できる機会をつくること
の両方を実現できましたし、
今後もYORIAIに集った人達でアイデアを掛け合わせて事業化したり、新たな学びを得たり、楽しくも真剣に社会課題をカイゼンしていくことを実践していけたらと思っています。
なお、YORIAIがより開かれた場かつ市民の憩いの場となるべく、「共創パートナー」として、YORIAI(コミュニティスペース)を通じた健康まちづくりへの参画にご興味がある方は随時募集しておりますので、合わせてよろしくお願いします!!
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