1週間Twitter・Instagramをスマホ上から消してみることにした。

趣味が「スマホに触れること」である自分にとって、TwitterとInstagramのチェックは必須項目。Twitterは中学生の頃からPCでチェックしていたこともあり、とても慣れ親しんだツールです。

毎日流れてくるタイムラインやストーリーの動画。
朝起きた時、仕事の休憩中、仕事終わり、寝る前。どの時間でもつい開いて見てしまう。ストーリーはとりあえず新しく流れてきたものは全てチェックしていました。

でも、ふと思ったんです。
なんで他人の愚痴だらけのつぶやきや、コンプライアンスに引っかかりそうな飲み会の動画を見ることに私の時間を消費しているんだ…って。

TwitterやInstagramを見ている時間が楽しいかと言われると別に楽しくはないんですよね。無なんですよ。感情を持っていないんです。
そんな生産性のない”無”の時間って1日の内1時間くらいは必要だとは思うんです。何も考えずにボーっとする余裕が無いと心が死んでしまうと思うので…。

ただ、私は仕事をしている時間以外はSNSチェックしかしていません。
試しに1日の内どれくらいの時間をSNSに消費しているか計算してみましょう。

朝:15分
休憩中:30分~1時間
仕事終わりから寝るまで:5~7時間
合計:5時間45分~8時間15分

数値化するって恐ろしいですね。現実を突きつけられました。最長で8時間以上もSNSを見ているって、本当に怖い。
1日の3分の1をSNSに費やしている…これはもはや病気に近い…。

最近自分に対して虚無感を感じていたのですが、これは1つの原因かもしれません。1日の3分の1を無の時間にしていたら、虚無に襲われるのも無理はありません。

しかも最近はTwitterを見て嫌な気持ちになってしまうことも増えました。
よく考えたら140字で自分の感情を伝えるってとても難しいことなんですよね。どうしても補足すべき情報が抜け落ちるから強めの主張ばかりが出てきてしまいます。でも、そういうものがバズっていくんです。

特にこの半年くらいで「こういう悪い人がいた」「こういう人はこんな配慮をして!無配慮だ!」という晒し上げのツイートをたくさん見るようになった気がするのですが、恐らくそれは私自身がそういったツイートに関心を持つようになってしまったからなのかなという悲しい気持ちになっています。

よく考えたら、最近の自分も似たような投稿をしているんですよね。どんどん攻撃的になっているんです。どんどんタイムラインやストーリーに思考を蝕まれているような感覚になってゾッとしました。

「こんな素敵な行動をする人がいた」と称賛するツイートに対して、「偽善的だな。『こんなに褒め称えるべき人を見つけた私が偉い』と言っているようだし、なんか浅はかに見えてしまう…」という感情を持つようになっている自分がいることにも気付きました。

中学生の頃、お世辞にも都会とは言えない土地で育った自分にとって新たな価値観や情報を与えてくれたSNS。私が東京へ出ようと思ったきっかけもタイムラインに流れる様々なカルチャーを見て「実際に体感したい」と感じたから。「楽しそう!」という気持ちを与えてくれたんです。

そんな楽しい情報を得るツールだったものが虚無感製造ツールとなってしまっている今、「一旦離れるべきだ」と気付きました。


ということで、前置きが異常に長くなってしまいましたが今日から1週間TwitterとInstagramをスマホ上から消してみることにしてみました。
SNSから離れることでどんな時間の使い方をするのか、心境の変化はあるのかなど、随時noteに書いていこうと思います。

1週間後が楽しみです。それでは。

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