HQを高める

子供の頭を良くしたいなら〇〇へGO!

私の周りでは早期教育に熱をあげているママ達が沢山います。子供の頭を少しでも良くしたいということです。幼児のママである私も、その気持ちはよくわかります。でも、ちょっと待って!沢山の習い事や幼児教室に行かせるよりも効率が良く、しかもパパもママも楽しいやり方があるんです。
脳科学では早期教育は大体10歳位になると、ほとんど忘れてしまう事がすでに証明されています。

子供のHQを伸ばすことが大事

近年、世界の教育学者たちはHQを伸ばす教育をする方向へ動いています。
HQとはヒューマニティ・クォーシェントの略で「人間力指数」です。
前頭連合野の持つ人間らしさの知能のことで、 あらゆる知能を束ねる統括的な知能と、社会的知能、感情的な知能を併せ持つ前頭連合野は、社会生活を営む上で、とても重要な役割を担っています。
簡単に言えば、人間がもっているさまざまな能力を状況に応じて引き出して使う、コントロールセンター的な能力と言えます。
HQが高い人は社会性や創造性、企画力、決断力などの能力に優れていて、相手の気持ちを汲んだ行動ができたり、諦めずに未来を切り拓く意志をもっています。
これからの時代はこれらHQの高い人間が求められていくのです。
余談ですがIQ:知能指数、EQ:情動指数です。

お金をかけず楽しく効率よくHQを高める方法

本気で子どもの能力を伸ばしてあげたいと願うなら、早期教育よりも大自然とふれあえるキャンプが1番のおススメなんです!これは以前より既に様々な分野の研究で証明されています。やった事が無いという方は、1DAYキャンプ(日帰りキャンプ)でも勿論大丈夫です。

学力の基礎となる探求心や感性を高め、人格形成に大きな影響を及ぼすものに「原体験」があります。「原体験」というのは、自然のなかで火を熾したり、土や木のぬくもりを感じたり、昆虫や動物を間近に見たり触れ合ったりするといった、五感をフルに使うプリミティブな体験のこと。大自然のなかで行うキャンプには、こうした「原体験」が詰まっています。
とくに明かりひとつない漆黒の暗闇や、息も凍るような極端な寒さ、真夏の砂浜の灼熱の暑さといった、人間の力ではどうにもできない「ゼロ体験」をしてみると、自然に対する恐怖や畏敬の念が生まれて、人間のちっぽけさや限界がわかるの。とくに8歳頃までにこうした「原体験」の蓄積があると、「地頭」を向上させると言われています。尾木ママが「早期教育よりもキャンプが大事!」と言うのはそういう意味なんです。

※尾木ママより
尾木 直樹(おぎ なおき)日本の教育評論家/法政大学特任教授

今年は家族でキャンプをしませんか?

いつもありがとうございます。