見出し画像

子供、リハビリ、運動において必要な運動学習とは

子供が野球を始めて早半年が過ぎようとしています💦
最初はボールを投げる、捕るということも出来ない所からゴロを捕って投げる、フライを捕って投げるという一連の動作まで出来るようになってきました。
子供の成長の早さには驚かされる毎日です。そして、これからが楽しみです。

今日は運動学習という部分について書いて行きたいと思います。これは野球という分野においても重要な要素です(スポーツをやる上では重要ですね)

まず運動とは…
身体各部位の空間的位置の変化もしくは骨格筋が随意的に収縮する事。

学習とは…
経験を重ねることによって行動が比較的持続的に変化し、安定し、その後に効果をもつようになる事。

どうしても親という立場になると『これをこうして』、『もっとこうして』など指導中心になってしまうことが多いのではないでしょうか?1つ1つ教えていく事が間違っているとかではないのですが、次にやった時には忘れてしまっている事はないですか?
この現象から抜け出せずに何回も同じことばかりを言って感情的になってしまう場面があるかと思います。
しかし、これには1つ大きな要素が抜けてしまっています。
それが、結果の予測です!しかも、この結果の予測に関しては教える方ではなく、教わっている方が予測出来ているかが重要となります。
僕自身もそうだったのですが結果に対してフィードバックする事はよくやっています。しかし、それだけでは結果に対して何が良かったのか悪かったのかが判断出来ません。ましてや、それを良かった悪かったを判断するのが指導する側となれば尚更運動学習ができません。

なぜ、そうなると運動学習が出来なくなるかというと強化学習(報酬結果)というのがkeyになります。この強化学習をすることで運動学習(手順の獲得)が出来るようになります。

先程の結果の予測から実際の結果の誤差というのが報酬学習に繋がってきます。結果の予測に対して悪い結果となればGABAが働き
逆に結果の予測に対して良い結果であればドーパミンが働くことで直接経路が働き、脱抑制が働きます。
ここで1つ間違ってはいけないのが1回の動作で運動学習が完成される事はありません。最初に書いたように学習とは

ここまではお話ししてきましたが、少し分かりにくいかと思います。次回は野球でボールを投げる動作で例えてお伝えしていきますのでそれまでお待ち下さい^ ^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?