静岡の山奥の古民家を買ってみた話
古民家。
昨今の古民家ブームでパワーワードになりつつある。
都会の人が突然田舎にやってくることで地元住民と揉めたり、古民家の家主と揉めたりと、流行りには何かと揉め事が起こるようだ。
私はしがない社宅の一戸にひっそりと家族と暮らしている、31歳、男性、会社員。
そんな会社員の私がなぜ突然(2、3年前から)古民家を購入することになるのか。
(会社の周囲の人にはまだ誰にも言っていないので、驚愕の表情か、冷ややかな視線か、はたまた羨望の眼差しで見るのか、、、少し興味深い。)
始まりは2021年1月1日、2020年に結婚式を挙げた高校の同級生からの一通の年賀状からだった。
『会社を辞めて実家の林業を継ぎます』
工業系の出身だった同級生は嫁さんを抱え田舎の山に帰って行った(嫁さんはしっかりした人)。
もともと、私はライフスタイルや価値観が入社当時より変わったことで転職しようと考えていたところだったので、先手を打たれたか!?などと衝撃を受けた年賀状を貰ってしまった。
早速、自分の嫁さんに許可を取り、なぜその選択をしたのか・決意したのか、そのエネルギーを調べに同級生に会いに行った。
その結果
・会社で思うことがあった
・環境のために何かできることをしたい
・地域起こしをしたい
など、昨今のサスティナブルな問題について真剣に考えていたことがわかった。
前述した私の価値観が変わったことについても話し、結婚式ぶりの再会も盛り上がって終了した。
この時点で、すでに彼の住むような田舎に引っ越したい気持ちが増していた。
帰ってから家族に何て話そうか、、、。
次回、古民家を買ってみた話②〜移住へのステップ〜
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