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コーチングを受け続けたら「学校の先生」から「コーチ」になっていた僕の、避けては通れない”最後の修行”が始まった。


「学校の先生」の着ぐるみを脱ぎ捨て、「コーチ」として活動していきたい。


月1で受けているマイコーチとのセッションやコーチングスクールでの学びを通して、湧いてきた思い。


4月に初めての転職を経験し、小学校の「先生」からベンチャー教育機関の「コーチ」へと肩書きが変わった私。

そんな私にとって、これからの約5ヶ月間の学びと実践の日々は、自分自身の覚悟を試していく期間になると思っています。

今回の記事では、昨年10月から受講を始めたコーチングスクール、THE COACH ICPでの最後の学び「インテグレーション・コース」への思いなどをまとめていきます。



コーチとして歩み始めたきっかけとは

「THE COACH ICP」基礎コースを受講し始めたのが昨年(2023年)の10月。

マイコーチとのセッションを通して、「ちょこっと学びたいくらいだったらその辺で学べばいいと思うけど、しっかり学ぼうと思っているならそれなりにきちんとしたスクールでちゃんとお金を払って学んだ方がいいと思うよ。」という言葉で腹を括り、受講を決意したのでした。(下の画像は「THE COACH ICP」のコース概要)

応用コースまではそれぞれ5時間×3日間程度の学び。
自分は応用A,Bと平日開催だったので、3時間×5日間の約1ヶ月間で学んできました。

その辺りの受講に至るまでの思いは過去の記事にまとめています。

そこでの学びや実践を通して、コーチングを子どもから大人まで届けたい、なかでも学校などの「教育現場」に広げたいという思いが強まったことで、気付けば冒頭にも書いたように「先生」から「コーチ」へと転職していました。


”最後の修行”受講への決意

すべてのコースを受講するには大きなの金額が必要になるので、受講を決めた昨年8月の時点では、「応用Bコース」までの支払いにしていた私。
その「応用Bコース」が終わったのがちょうど転職を経験した4月でした。

いずれはプロ資格を取得できる「インテグレーション・コース」まで受講して、スクール認定資格(CICP)と国際コーチング連盟認定資格(ACC)を取得したいと考えていましたが、ちょうど息子が生まれるタイミングということもあり、「育児でそれどころではないだろうな……」と、やらない理由が膨らんでいました。

しかし、育児を言い訳にしていたら受講しないまま数年経ってしまいそうだと思い、「えいやっ!」と思い切って、受講の申し込みを済ませることにしました。

個人的にも30歳になったタイミング。
転職を決意したことにも関わってきますが、しっかりと専門性と呼べるものを磨いていきたい、そして「コーチ」を名乗るからには覚悟と責任をもちたいという思いもありました。



現時点での理想のコーチ像

現在は、インテグレーション・コースのDAY1が終わったところ。

講座の中でコースリード(講師)の方から出されるBIG QUESTIONでは、「あなたにとっての理想のコーチ像とはどのようなものですか。」という問いが与えられました。

その時に湧いてきたのが以下の言葉。

コーチ自身が自分の人生を豊かなものにしている。その圧倒的な努力の姿が伝わってくる。
・ときには引っ張り、ときには背中を押したりしつつも、基本的には隣で伴走してくれる。
・そして、人生における大事な場面での自己決定を後押ししてくれる

もちろん、他者に気づきや行動の変化を与えられるスキル的なものも必要ですが、コーチとしてのあり方、マインドの部分がより大事になっていきそうな気がしています。



コースに期待すること

運営として、インテグレーション・コースを通して目指すのは「本質的変容に伴走できるコーチ」と表されていました。
そこには、「ビジョンを現実にすること、恐れや不安と向き合い受容することを通じて、器が自然に育まれていくことに伴走できるコーチ」という意味が込められているようです。

そうなっていくために必要な要素のひとつに、自分自身も「本質的変容」を体感するという項目がありました。

自分自身が約5ヶ月の旅を通して、どのように変容していくのか、今からとても楽しみにしています。

また、この期間を共にする11人の仲間と2人のリードの方とは、この先の旅路でどんなことが起こるのだろうとワクワクしているところです。



目標を宣言しておく

基礎コース受講開始時にも今後の目標について書いていたのですが、今回も旗を立てておきたいと思います。(基礎のときは「30歳のうちにコーチとして活動する」と宣言しましたが、無事29歳の時点で達成。しかもコーチに転職するとは…)

現状の目標としては、やはり資格の取得です。
まずは「THE COACH ICP」認定資格であるCICPを来年の3月末までには取得したいと思っています。
気持ちとしては、年度が切り替わるタイミングで何かひとつでも実績として自分自身を誇れるものがあるといいなという単純な理由。

正直、どれほど大変な道のりかわかっていませんが、とりあえず宣言しておくことで必死になれるタイプなので、自分を追い込んでいきたいと思います。



ただ、順調とは言えないクライアント探し…

インテグレーション・コースでの学びを加速させ、資格を取得するために重要になってくるのが有償セッションです。

もちろん、コースの一環として同期と一緒に練習する時間はたくさん取られており、現状でも平日夜を中心にスケジュールがどんどん埋まりつつあるのですが、クライアントさんからお金を頂いてのセッションを積むことがなによりの上達の近道となります。

コースを受講する際にも、「有償の継続クライアントを3名以上確保しておくこと」という条件がありました。
また、先ほど宣言した資格の取得を見据えると、「100時間の有償セッション」の提供が必要となります。

しかし、正直なところ、このクライアント探しが全然うまくいっていません…
3月までの約8ヶ月で100時間を達成しようと思うと、10名ほどはクライアントさんを獲得したいというのが本音。

コーチングへの認知が広まり、コーチを名乗る人がどんどん増えている世の中で、自分という何者でもない人間を売り込むことの難しさを感じているところです。
ただ、目標を設定したからには自分がやれることをがむしゃらにやっていくしかないと思っています。

以前の私は、「先生として何をするか」という方法論的な考え方で、子どもたちと過ごす時間をその日暮らしでつぎはぎだらけの実践をしていました。

コーチングを通して、「先生としてどうありたいか」というビジョン的な考え方へとシフトチェンジをしたことで、進むべき方向が定まり、より豊かさを感じられるようになった過去があります。

もちろん先生以外の方も読まれていると思いますので、「先生として」を「人生において」に書き換えつつ、自分がどんな価値観をもっていて、何を大切にしたいのか、なぜ大切にしたいのかを深掘るお手伝いをさせていただけると嬉しいです。

まだまだ未熟なコーチですが、だからこそ、お一人おひとりに真剣に向き合わせていただきます。

この記事を読んでくださった方の中に、少しでも私のコーチングに興味のある方は、下記の記事を読んでいただければと思います。(体験セッションはスタバのドリンクチケット1枚(500円)からお受けしています。)



コーチを名乗るからには

前職の先生時代もそうでしたが、子どもたちからすると先生が何年目かなんて関係ないんですよね。
初任であろうが子どもたちの前に立った瞬間、プロ意識を持って接することが必要だと思ってやってきました。

もちろん、コーチもそうだと感じています。
先生と少しだけ違うところを挙げるとすると、資格がなくても「コーチ」「プロコーチ」と名乗れてしまうこと。

だからこそ、覚悟と責任をもってクライアントさんに関わっていきたいと思っていますし、その思いのひとつの形として資格取得に向けてがんばろうと思えているのかもしれません。

これまでにも基礎、応用と受講してきたけど、気持ち的にはインテグレーション・コースが始まり、ようやくスタートラインに立てた感覚。
この記事に書いたことを胸に、「コーチ」としての専門性、人間性を磨いていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!


これまでのコーチングの旅についてまとめたマガジンはこちら。
併せてご覧いただけると嬉しいです。

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