【全国の先生へ】目の前の子どもたちの可能性を心の底から信じていますか?
先日の記事で書いたコーチングスクール(THE COACH Academy)にて、コーチングを学ぶ旅が始まりました。
今回受講しているのは全4コースのうち、一番初めに受ける「基礎コース」。
コーチングにとって重要なスキル、マインドを学び、コーチングの全体感を理解していきます。
9:00〜15:00(5時間)を3日間に渡って行うのですが、そのDAY1が終わりました。
前回の記事で、スクールでの学びについて発信していくことを宣言したので、余力のある範囲、そして守秘義務を踏まえて書ける範囲でまとめていこうと思います。
スキルよりあり方
まず印象に残ったのは、下の図に示された「インテグレーションモデル」。今回の講座内でのスライドは少しアップデートされていましたが、コーチングが機能するための型として、それぞれが一つの生命体として繋がっていることを表しています。
「コーチングを学ぶ」というと、スキルを身につけるというイメージが強かったのですが、木に例えるとスキルは葉の部分。その根底には、コーチ自身の「あり方」が大きく関わってくるということを確認しました。
人の可能性に焦点を当てる
そして「あり方」の一つ上の階層にあたるのが「コーチングマインド」。
胸に刺さったのは「人は、生まれつき満ち足りている、全体性のある存在である」という言葉。
その人の持つ可能性を信じ、最大限に引き出すというのがコーチングの理想とするところです。「可能性を信じる」って言葉では簡単に思いますが、本当の意味で可能性を信じることってめちゃくちゃ難しいのでは…という印象。
日々、小学校教員として過ごす私は、子どもたちとの関わりの中でコーチングスキルを活用したいと考えていたのですが、スキル以前に、「目の前の子どもたちの可能性を心の底から信じられているだろうか?」という問いにぶち当たったのです。
「コーチング的な関わりを増やし、その子の思いや可能性を引き出したい。」
という思いとは裏腹に、
「子どもとは不完全なものであり、教えるべきことがたくさんある。」
という、これまでに形成された価値観が大きく立ちはだかっているのを感じました。
解釈モードのメガネを外す
あり方やマインドが整っていないと、良いコーチングを提供できないということがわかりました。とはいえ、この辺りをすぐに変えていくのは難しいこと。
「行動が変われば習慣が〜」のように、スキルやスタンスを意識しながら練習を積み重ねることで、あり方やマインドといったところまで変容していくことを目指します。
DAY1で練習したのが、スタンスに位置する「意識」について。
まず「聞き方」には、下の3つのモードがあることを学習しました。
練習では、解釈モードを避け、直視モードと感知モードを行ったり来たりしながら、相手を観察して見えた事実、目に見えないけど感じる雰囲気などを伝えました。
これがまた難しく、特に直視モードに絞った練習では、いかに普段のコミュニケーションの中で相手の表情やジェスチャーに意識を向けていないかがわかりました。
日々教室で過ごす中で、子どもたちの話を片手間で聞いてしまうことも多いなぁと反省すると同時に、①の解釈モードの状態でいることも多かったのだと感じました。
特に喧嘩の仲裁など、お互いの言い分に対して共感しながら聞いているつもりでも、頭の中では解釈(その子たちに対する評価・判断)がぐるぐると巡っている場面を思い出しました。
目まぐるしくいろんな対応に追われる中で、全ての子に対してこの直視モードと感知モードを意識しながらじっくり話を聞くことはできないかもしれませんが、解釈モードのメガネをかけてしまていることに自覚的になり、少しでも直視モード、感知モードに変えようとする意識が重要な気がしました。
基礎コースDAY1の振り返りはこの辺りで。
当日の投稿が間に合わなかったので、あと1時間もするとDAY2が始まります。
DAY2での学びも、どこかのタイミングで発信していきたいと思いますので、楽しみにしてもらえると嬉しいです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
※DAY2〜来週のDAY3に向けた宿題として「1時間程度のコーチングを実施すること」が課されています。今回はお一人見つかっているのですが、今後に向けてコーチングの練習に付き合ってもいいよという方はコメント、DMいただけると泣いて喜びます!!
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