「5月病」を撃退せよ。〜小学校教員がストレス解消のために意識していること〜
GW明けの1週間、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
自分は前回の記事でも書いたように、5月後半に控える運動会に向けてアクセル全開で動かなければいけない1週間で昨日の帰宅後はヘトヘトでした。(スロースタートを意識していたつもりですが、なかなかそうはいかない日々…)
今日はタイトルにもあるように、「5月病」と呼ばれるようなものと、どのように向き合っていくかを考えていこうと思います。
私自身、怒涛の4月を終えた5月は毎年のようにモチベーションを保ちづらいと感じている時期でありますし、昨年度は初の低学年担任。秋運動会から春運動会に変わったタイミングで、体育主任として運営を担当しなければいけないなど、心理的な負担が増え、苦しい時期を過ごした記憶があります。
今年度も同じような立場ではありますが、昨年度と比べて少しでも見通しを持って過ごすことができているはずなので、「5月病」のようなモチベーションの低下、ストレスとの向き合い方について自分なりに考えていきます。
1.そもそも「5月病」とは
個人的には「サザエさん症候群」(日曜の夕方から深夜、「翌日からまた通学や仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になることの、日本における俗称)と並んで、「仕事行きたくないなぁ〜。」の言い訳として使っていた使っていたこの「5月病」。
調べてみると、正確な定義はないようで、以下のような説明がありました。
最後の一文を見ると、軽々しく「5月病だわ〜」と言えない気もしていますが、その一言で救われている場面もあるので、便利な言葉だなぁと思っておくことにします。
私も異動などの環境の変化がなくても、メンタルやモチベーションの保ち方が難しく感じるので、どのように向き合っていくかが重要になっていきそうです。
2.「5月病」にどう向き合う?
「5月病 対策」で検索してみると、以下の記事がヒットしました。
ここに書かれた5月病との向き合い方を大きく分けると二つ。
一つ目は、「ストレス対処法を多く持っておく」ということ。
そして二つ目は、「自分の考え方の癖に気づき、自分に優しくなる」ということ。
一つ目はなんとなく分かりますが、二つ目は意識しておかないとなかなか自覚的にいられないもの。「すべき」思考や、完璧主義という言葉は、少し自分にも当てはまるような気がして、もっと柔軟に考えた方が良いのだと思わされました…
3.私のコーピングリスト
一つ目の「ストレス対処法を多く持っておく」ということで私が意識しているのは、「コーピング」という考え方。以前、メンタルが沈みがちだった時に読んだこちらの本がきっかけで、コーピングリストをNotionにまとめておくようにしました。
「『ま、いっか』と口に出してみる」から、「日帰り旅行に行く」まで、大小様々なものを書いておき、その時にできそうなものを実施していました。
最近、よくやっているものを挙げると、
・お香を焚く
・焚き火の動画を見る
・ハンモックでゆらゆらする
・ジムで筋トレをする(その後ジムのサウナに入る)
などです。共通しているのは「何も考えなくて済む」ことでしょうか。
スマホやPCを見たり、なにかと考え事をしている時間が多いからこそ、ちょっとそこから離れる時間が必要なのかもしれません。
4.解くべき課題に向き合う時間も
上で紹介したコーピングは、分類でいうと「ストレス解消型のコーピング」と呼ばれたりするようです。ストレスは発散できますが、問題の本質的な解決には至っていないというものです。
ときには「問題焦点型のコーピング」も必要になってくるかもしれません。ストレッサーに直接働きかけて変化を促し、問題を解決しようとする考え方です。
私のいうところの5月病は、怒涛の4月を終えた反動が大きかったのもあるため、それに対してはストレス解消型が有効であると言えます。
しかし、運動会に向けたタスクの多さが、授業などの本来時間をかけたいことを圧迫しているという問題は、タスクを整理して仕事を振ったり、自分で進めたりすることでしか解消されません。
コーピングリストを活用し、効果的にストレスを解消しながら、解くべき課題に時間を割いていくことが求められているように思います。
noteなんか書いている暇があれば、見通しをもって家でできる授業準備をやっておいた方が良いという意見もいただきそうですが、noteを書くということは私にとってのストレス解消に一役買っているので、すぐにはやめられないのです…笑
いよいよ本番に向けて練習も本格的に始まる1週間。この記事に書いたことを頭の片隅に置いて、過ごしていければと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
コメントなどで皆さまのストレス解消法(コーピングリスト)を教えていただけると嬉しいです!
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