おには~うち 、ふくは~そと / そののち 知ることになる
芥川さんの桃太郎
我が家で15年を数える恒例の2人豆まき
喜寿を迎えた母は今なお おには~そと ふくは~うち の自分の掛け声にキャッキャしながら両手と声をあげる
今年も今から待ち遠しい一大イベントが近づく
季節の分け目が大好きなのだ
春が見え隠れするこの暦が1年を無事に過ごさせてくれるのかもしれない
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30年ほど前だろうか
鬼が家から出て行ったとしてどこにいく?
ウチには来るな、隣の家へ行けってことか?
母の部屋に居るようであれば ぜひ自分の部屋にしてくれ