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会計freee -仮払税金の科目追加-

はじめに

この日記は、ITエンジニアが freee で経理を覚えていく日記です。

これは経理忘備録なので間違いがありましたら、ご指摘ください。

今回は前回の「源泉徴収編」についての補足で「仮払税金の科目追加」です。

総勘定元帳の一覧がわかりにくい!

前回の「源泉徴収編」で勘定科目の話をしましたが、勘定科目を「事業主貸」にしましたが、

総勘定元帳で事業主貸から源泉所得税をみつけにくい!

やはり、妻さんのいう通り「仮払税金」という勘定科目を追加した方がよい気がしました。

freee にも「事業主貸」か「仮払税金等」と記載もされています。

勘定科目に「仮払税金」を追加する

freee では勘定科目のデフォルトで「仮払税金」の設定がないため、新規作成する必要します。

freee のトップメニューから「設定 > 勘定科目の設定」を選択します。

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勘定科目の一覧から【+新しい勘定科目を登録】をクリックします。

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新しい勘定科目の登録の項目に入力して【保存】をクリックします。

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勘定科目名:仮払税金
勘定科目のカテゴリー:資産 > 流動資産 > 他流動資産
決算書表示名(小カテゴリー):前払金
税区分:対象外

この辺の設定は、他の勘定科目設定を参考にしながらでもよいでしょう。

勘定科目一覧に「仮払税金」が追加されました。

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仕訳変更して総勘定元帳を確認

さほどデータがなかったため、源泉所得税の「事業主貸」を 1件ずつ「仮払税金」に変更しました。

「レーポート > 総勘定元帳」を開くと勘定科目名に「仮払税金」のリンクが追加されています。

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「仮払税金」を確認すると当然ながら対象の「源泉所得税」の一覧が表示されます。

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この一覧の残高をみれば一目瞭然です。

支払調書は不要

個人事業主の源泉所得税は、確定申告で税金を取り返す申請が必要があるため、総額をすぐ把握できるようにする必要があります。

中には「支払調書」という 1年でどれくらい源泉所得税を支払ったかを、取引先から作成して貰うことができます。

しかし、基本は作成や提出の義務がないですし、自分で仕訳管理すれば支払調書は不要です。

さいごに

今回の「仮払税金」を新たに追加して仕訳しましたが、勘定項目の使い方は個性がでますよね。

勘定項目は freee のデフォルト設定だけでなく、自分で育てていく感じなのかな?と思います。

自分は Gmail とか事細かくラベリングする人なので、仕訳もそうなるタイプかも知れません。

この辺は、税理士さんの意見も聞いてみたいですね。


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