フランス北部の赤いアーク(SAR)
11月6日、このフランス北部の曇った空に現れた、赤い弧はSAR(Stable Auroral Red:安定したオーロラレッド?)です。
東から西のモザイク画像が、天頂に向かっている。
その上には、天の川(これはいつもの通り)。
この珍しい夜空の現象は、強烈な地磁気嵐の間、よりダイナミックなオーロラ現象とともに、世界中の異常な低緯度地域でも目撃された。
SRAとオーロラの輝きの関係については、市民科学者と衛星によって研究されてきた。
通常のオーロラの輝きよりかなり高い高度からの深紅の SAR 放射は、地球の内部磁気圏を流れる電流による強い加熱によって引き起こされると考えられているそうな。
残念ながら、私には、そのメカニズムはまだわからない。
メカニズムはわからないが、この風景、好きだ。
平坦な田園風景の中にポツンと立っている木。
画才があれば、キャンバスに留めておきたいくらいだ。
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