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爺婆臭くならなければ、爺婆にならない?

Super Humanさんの、下記記事を読んだ。

要は、死ぬ前には、運動機能が衰えているということだと思う。当たり前じゃないかと思うかもしれない。

しかし、じゃあ、運動機能を衰えさせなければ、死なないのじゃない?
少なくとも、いわゆる老化現象は、抑えられるのじゃない?
なんて、私はすぐ考えてしまう。

コメント欄でお聞きしたら、そういう研究があるかどうか分からないとのこと。

そんな実験をしようと考える人がいないのかもしれないし、そもそも、実験しにくいのかもしれない。

だって、10年後に死にそうな人を集めて、2つのグループに分け、一つのグループには、意識的に体を機敏に動かすようにさせ、もう一つのグループは、自然に放置しておいて観察するとかするわけだから。

時間も費用もかかるだろうし、大体、そんな実験に参加してくれる人を集めるだけで大変だ。

しかし、私の直感・体感でいうと、これは有りだと思う。
私は真人間の特質を十分に発揮するには、体力が最重要事項の一つだという考えから、日々トレーニンを続けている。

また、年配者を見ていると、それこそ、体の動きが爺婆くさい動きになっている人を多く見かける。

そこで、私は、意識的に、全ての行動をなるだけスピーディに且つ優雅になるよう意識している。
(優雅ってなんだと思うかもしれないが、要は合理的な動きで無駄も力みもない所作と思えばいい。)

そうすると、必然的に、あらゆる認識や判断もスピーディに且つ正確にする必要が出てくる。

それはそうだろう。
例えば、何か物を掴むにも、まず、その物がある場所を正確に目測し、それから、腕は手をその物まで伸ばし掴むという過程を経る。

この一連の過程をゆっくりやるから、動作が遅くなるわけだから、動作をスピーディに行うには、その過程の認識(物がどこにあるか)、判断(目測)を瞬時にする必要がある。

したがって、否が応でも、この認識・判断力には、負荷がかかり鍛えられることになる。
これで、認知・判断能力の向上に効果が出てくると思うのだ。

実験も、簡単にできるのではないかと思う。
まず、日常動作を20個ほどリストアップする。
次に、それぞれの動作を多い順に並べる。
そして、上位3個と、下位3個を選ぶ。

これを被験者を、上位3個、下位3個、何もしないグループの3つに分け、データを取る。
期間は、3月あれば充分だと思う。

なぜなら、新しいニューロンができて、それが定着するには、28日かかるというから、新しい行動様式をとって、その効果が現れるとすると、1月ほど出ててくるはずだからだ。

被験者を缶詰状態で、指導観察できるのなら、もっと短くてもいいかもしれない。

最初は、自分の動作の意識的にスピーディに行うということ自体が難しいと思うので、トレーナーがついて、常に指導するというようなことをしなければならないだろう。

これで、認知・判断能力の向上が見られたら、みんなでやればいい。と思う。

ちなみに、日常行動の下位3個を上げたのは、主要行動でなくても、意識的にスピーディに行えば、多分効果があると思うからだ。

まあ、実験は置いておいて、皆さんも、やってみたらどうだろうか。寿命が伸びるかどうかは、分からないが、所作全般キビキビした優雅なものには、なると思う。



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