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ストレッチの閾値

柔軟性が必要なんだよという記事を書いた。

しかし、実はストレッチで悩んでいた。
何を悩んでいたかというと、ストレッチのやり方だ。
やり方と言っても、どんなフォームのストレッチをやればいいかというのではない。

ストレッチの閾値だ。

運動でも勉強でも、およそ物事には閾値というものがある。
ある効果が出る、量の範囲のことだ。
これを把握しないで、闇雲に頑張っても、効果が出ない。

量が少なすぎて、効果が出なかったり、効果影響のない無駄な努力をやってみたりということになる。

ストレッチの閾値はどうなんだろうと考えていた。
つまり、どの程度の強度で、どのくらいの量をやればいいのか理論的にわかっていなかった。

そうしたら、TAKAさんのこの記事を見つけた。
TAKAさんは、病院勤務の理学療法士さんです。

TAKAさんによると

  1. 伸張強度は気持ちいい〜痛気持ちいい程度

  2. 伸張時間は合計2分間

  3. セット数は5セット以内

  4. 期間は8週間以上 

なるほど。

ストレッチをしっかりすると痛みがあるのが普通だ。
これは間違いではなかった。ただし、強すぎて筋損傷や防御性収縮を起こすと元も子もない。

どれくらいの時間かというと、合計2分以上。
つまりは、柔軟体操的にちょっと伸ばしてみる程度ではダメだということだ。

だからと言って、一回2分以上しなければならないというのではなく、何回かに分けてもいい。
また、何回かに分けた場合、6回以上は効果がない。
特に、関節の可動域の拡大が一番大きいのが1セット目。

セット間の休憩は、10秒〜90秒まで。
このくらいは、休んでもいい。

ストレッチは、最低8週間続けないと、筋腱複合体や筋肉の機械的性質に変化なし。

なんだそうだ。

そこで、私は、
強度は、痛気持ちいい+α。
一回のストレッチを1分。
休憩は、1分以内。
3セット。
ジムに行ったら、必ずする。

とすることにした。

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