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宇宙飛行士を目指して② 情報収集

 何かを達成するには目標と現状を把握し、そのギャップを埋める正しい方法で努力することが必要です。ということでますは目標設定するための情報収集を始めました。

JAXAの宇宙飛行士応募条件には該当していることを確認


参考ページはこちら

(1)国籍日本国籍を保有
=>日本国籍保有

(2)実務経験3年以上の実務経験*
*実務経験:修士号取得者は1年、博士号取得者は3年の実務経験とみなす
=>最終学歴は修士号、社会人歴10年

(3)身体基準身長:149.5cm以上190.5cm以下
視力:両眼とも矯正視力1.0以上
色覚:正常(石原式による)
聴力:正常(背後2mの距離で普通の会話が可能
=>身長167cm、視力両目1.5以上、色覚・聴力正常なはず

 NASAの宇宙飛行士になるには米国籍が必要なため、現状は不可のようです。つまり、僕が宇宙飛行士になる方法で一番現実的なのはJAXAの試験を受けること。宇宙開発は軍事産業の側面も多いため、国籍による壁は今後もなくなることはないと個人的に考えています。


第6期宇宙飛行士選抜のプロセスを確認


2021年度から行われている選抜プロセスは、
書類審査→第0次選抜(英語試験→通過者のみ教養、STEM試験、小論文、適性検査、エントリーシートの審査等がいずれもオンラインで実施)→第1次選抜(一次医学検査や医学特性検査、プレゼンテーション試験、資質特性検査、運用技量試験で構成)→第2次選抜(二次医学検査や医学特性検査のほかに英語や資質特性、プレゼンテーションを見る面接試験)→第3次選抜という流れ

努力次第で通過できるであろう第0次選抜の詳細がこちらです。

  • 英語試験
    試験会場で受けるTOEICのオンライン版、いわゆるTOEIC IPでスピーキング・ライティング試験及びリスニング・リーディング試験は両方とも1時間30分ほどだそう

  • 一般教養試験
    国家一般職レベルの公務員試験らしい。時間はオンラインで1時間。公務員試験の形式に慣れていないと内容が独特なので準備が必要。

  • STEM試験
    国家公務採用総合職試験(大学卒業程度)に相当

あと、そこまで準備に時間をかける必要はないが自己アピールに創作性のようなものが含まれる?ので考えてみるのも面白そうです。
「構成は自由、写真や図等の貼付も可。A4サイズ1ページ以内。文字サイズ14pt以上で作成、PDFで提出。」


下の表は2021年度宇宙飛行士候補者選抜試験の第1次選抜合格者までの内訳です。これをみる限りでは第0次選抜合格者になるのは応募から5%の確率です。この確率を上げるのに上記で挙げた準備・対策は有効なはず。


経験者による貴重な情報

 
 また3次について知るために、漫画『宇宙兄弟』や、前回の宇宙飛行士選抜試験に挑戦しファイナリストまで残った内山崇氏著の『宇宙飛行士選抜試験 ファイナリストの消えない記憶』を購入し読みました。


 この書籍によると3次試験の内容は、長期滞在適性検査と泳力の試験を筑波宇宙センターで行い、その後ヒューストンにあるNASAジョンソン宇宙センターに移動し宇宙飛行士面接などが行われ、帰国後にいくつかの面接と医学検査で終了とのこと。合計18日間に及ぶそうです。
 その1つを紹介すると、「平衡機能検査水平回転(回転イス)」という試験項目があり、これは宇宙酔いに対する耐性の有無を見るもののようです。僕は乗り物酔いがしやすく、揺れる飛行機や釣り船などはアウトです。。。どこかのタイミングでこれも克服するトレーニングが必要でしょう。

 また、著者の内山氏が考える宇宙飛行士に必要な素養をマンダラチャートに書き起こしたものが書籍にあり、これを目標にそれぞれ具体的なタスクを考えて今後の準備計画を立てていくことにしました。さらに、現在内山氏は未来の宇宙飛行士のためのコミュニティ「宇宙飛行士挑戦コミュニティAIM」を作っており、自分だけでは作れない、シミュレーターなどの技術トレーニング環境もあるとのこと。

 こんな環境に手が届く僕は運がいいと思いました。来週は引き続き情報収集と、マンダラチャートを活用した目標と現状のギャップ分析をしようと思います。


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