手塚雄二展 雲は龍に従う (鑑賞記録 2024 art_3)
先日、久しぶりに横浜のそごうに行きました。
今月は横浜ベイスターズ優勝記念みたいで、館内にベイスターズの応援歌が流れていまして…買い物途中、気がついたら口ずさんでいました。野球中継をよく見るので、自然に応援歌を覚えているみたいです。
そんな中、ぐるっとパスを利用して素晴らしい日本画を堪能しました。(こちらが本命です)
そごう横浜店 6階 そごう美術館
寛永寺創建四百周年 根本中堂天井絵奉納記念
手塚雄二展 雲は龍に従う
入るとすぐに来年2025年に奉納される天井絵「叡嶽双龍」が展示されていました。
2020年から制作が開始されたという6 × 12メートルの大きな天井絵。全体を上から観られるよう観覧台がありました。
とてもエネルギッシュな龍。真ん中には梵字の「ベイ」がラピスラズリで描かれています。
今にも動き出しそうな、すごい迫力でした。天井絵なので、本来は見上げることになるので、この位置で見ることができたのは貴重でした。
次の展示室に入ると…幻想的で美しい日本画の世界でした。
森、海、花、月、水辺、鳥、蝶
自然の中にさす光
繊細な線、キラキラと光る岩絵具の綺麗な色。美しすぎて感動しました。
迫力ある大きな屏風もありました。
今回の展覧会で初めてこの画家さんを知り、ファンになりました。そして日本画の美しさや奥深さを再発見し、さらに日本画が好きになりました。
図録が素晴らしく…迫力があり、思わず購入しました。横浜まで見に行って、本当に良かったです。
寛永寺 根本中堂の天井に絵が飾られたら、またこの龍たちを見に行こうと思います。
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