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Boseの3万超え高級耳栓sleepbudsにはノイズキャンセリング機能がない

#bose #sleepbuds #ノイズキャンセリング #不眠 #眠り #パフォーマンス

sleepbudsとは何か?

音楽を聴くイヤホンではありません。眠りをサポートするガジェットです。就寝時に使う「耳栓+環境音」ガジェットと考えるとイメージしやすいと思います。

タイトルにも描きましたが、実はこのイヤホンにはノイズキャンセリング機能はありません。その代わり、ノイズマスキングという機能で代替しています。

ノイズマスキングは、周りの騒音を消すための環境音やヒーリング音を流すことで周りの音が気にならなくなるという代物です。ノイズキャンセリングだけでは就寝時の小さな音まで消すことが出来ないのですよね。

また技術的にこのサイズ&就寝時利用という目的でノイズキャンセリングを乗せることが出来なかったのではないかなとも思います。ノイズキャンセリングでは外部の音を拾って位相を逆にした音を流すので、寝返りを打ったりするとこの外部の音が拾うのが難しいんだろうなと思います。

ノイズキャンセリングが無いのに使えるのか?

結論から言ってしまうと環境次第ですが、僕は使えています。家が大通り沿いなので深夜でもそれなりに車通りがあってこの音が割と気になってました。トラックとかもよく通るんですよね。普通に寝れるときは気にならないのですが、眠れないなぁと思ったら最後、ずっと気になってしまいます。

結局の所、音で音を打ち消すので外部音が大きい場合は音量をかなり大きくしないといけません。これをずっと寝るまでの間聞いているというのはちょっと耳には気になりますね。

一般家庭の、夜のそこまで大きくないけど気になってしまう騒音であれば気にならなくなるので、個人的には今の所使えていますし重宝しています。

なぜここまで高いのか?

下記リンクを見てもらえるとわかるのですが、とても高価です。ここでもう一度言いますが、このイヤホンにはノイズキャンセリングも無ければ音楽も聴けません。

sleepbudsはちょっと乱暴ですが、言ってしまえば「寝てる時に外れないAirPodsから環境音が流れるだけ」の様なものです。もちろん環境音は周波数を調整して最適な音にしているとは思いますが。

おそらくですが、1万〜1.5万くらいだとその辺とバッティングして尖れないからなのかなと思いました。もちろん普通のイヤホンに比べて数が全然出ないこともありますが、3万円の値付けじゃないと購入前に価値を感じてもらえないと思ったのかなと。

機能だけだと高すぎると思われる恐れがあるため、すべての体験を通して3万円の価値を感じてもらおうと思ったのではないかなと邪推しています。

そのため使い始めまでの体験やストーリー、商品、充電ケース、アプリに至るまでかなり作り込まれており、このプロダクトオーナーと仕事してみたいなぁと思ったほどです。

ずばり買いか?

これは本当に人それぞれだと思いますが、僕は買ってよかったと思います。睡眠薬の類ではないので、これを付けるだけでいつでもどこでも寝れるというものではないです。あくまで眠りを阻害しているうちの一つを取り除くガジェットと思うと良いと思います。

あとはこれを高いと感じるかどうかですが、幸い今はメルカリというものがあるので、買ってから考えてみてもいいんじゃないでしょうか😅

睡眠障害によるパフォーマンス低下は本当に見過ごせるものではないので、少しでも安眠できるようになれば幸いです。

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