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はじめてすぎる一眼レフ「透けるほど淡い花びら」編

「今年こそ桜をキレイに撮りたい!」は来年に思うことにしました。それでも外出ついでにカメラと2回目の屋外撮影へ。テーマは「開花した桜」です。「千鳥ヶ淵」へ行きました。

世が世ですけれど、カップルやグループご家族で、それぞれ花見を楽しまれていました。咲き始めの桜は色も姿も懸命に見えました。

私が訪れたのはまだ3分~5分咲きの頃です。それなのに、一つ一つをじっくり見ると桜の花びらは儚いもので元気のないものも多い。咲いてすぐの一瞬で水分を失っていく体質なのでしょう。撮影したくなるようなベストな個体を探しウロウロ歩き回りました。桜の風景を撮るのでなければ満開の時期でなくてもいいと思いました。名所でも混雑なく自由に立ち止ってゆっくり撮影できます。

今回の屋外撮影はカメラおまかせモード。
前よりも失敗したくないので応用撮影モードなしで撮りました。とりあえず画像サイズ画像記録形式だけ気をつけました。

撮影モード:iAuto
データ形式:RAWとJPEG
画像サイズ:最大5184×3888px高画質

結果は、前よりピントも合ってアラい画像もなくなり改善。

今回の撮影時間帯は午後です。本当は日が高くなってしまう前の午前10時くらいまでに撮りたかったです。それは、iPad撮影の場合にも思っていた点です。日の光が違うのか、光の角度が違うのか、とにかくお花が美しく見えません。日が高くなると自然と撮りたいものが限られてきます。

撮影機材:デジタルカメラ/ミラーレス一眼
OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(M.ZUIKODIGITALED12-40mmF2.8PRO)


はじめて知った「RAW」形式という画像記録形式

この形式で残せば、後で編集できるそうです。JPEGとの違いをガイド本で確認したら、

JPEG形式 = カメラのなかで現像してくれた「加工データ」
RAW形式 = 撮影後に自分で編集できる「元データ」

撮影中にカメラの機能設定を自由に変更できない私には後から編集できる形式はありがたいです。と思いきや、RAWデータを編集するにも知識と感性が必要らしい。でも、元データさえ残しておけば「未来の私」が助かるはずです。そのためこの2つの形式をどちらも残せるように設定しました。

いつもお世話になっているガイド本はこちらです

本当はメーカーの講座に通ってお友達をつくりながらマスターしたかった。けれどいま閉講中です。習うのは不可能な状況なのでガイド本があって助かっています。こちらの事情で本すら使いこなせていないですけれど存在が安全弁。諦めずがんばれます。


千鳥ヶ淵's桜の「幹」がカッコよかった!

「俺の生き様」風。
「見てろよ。これから枝垂れるぜっ」ていう勢いを感じます。枝垂れ桜ではないですが毎年見事なしだれっぷりですものね。レジェンド。

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盛大なる「桜と菜の花と小手毬」トリオ・コラボ

橋の上から撮影。
ちょうどこの日はお彼岸期間。午前中は墓参でした。背中のリュックにはマイたわしが入っていました。あちらの方々がこんなふうに穏やかな気持ちで眠っているといいな。

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気づけば撮影中10,000歩を超えていました。そして帰宅前にまさかの筋肉痛。特に顎。そう、アゴ!  夢中になっているとどこを使うかわかりませんね。重くないミラーレス一眼を選んだはずなのに関係ないところが筋肉痛。


それから、この日は「小雀の集団」にも遭遇しました。いきなり、小刻みに動く被写体登場。またもや難題です。しかし油断してるとロックオン。ぐいぐい迫り来る彼ら。それについては、また次回に。

追記:2020/06/20

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