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ダダダダンスが踊れない

全く違うことを書こうとしていたけれど、あまりの衝撃で身体がホカホカしているので、今日はダンスが踊れないことを告白させてもらうことにしました。

ついさっき見たテレビ番組。

お笑い芸人の方々が独特のリズム感で、NiziUの振り付けなどを踊る番組でした。その挙動不審なカッチコチな動きに共感し、思わず食い入るようにみてしまいました。そんな風にTV番組を見入ることが少なくなってしまっているのに、この番組に入り込んでしまったのは、そこに己のダンスを見たからです。

私は、スポーツクラブに通っていたことがあります。性格的にむかなくて数年間でやめてしまったのですが、そこにはヒップホップダンスのクラスがあって、一度だけ初心者コースを受講したことがあります。ちょうど「ダンスクリティーク」という本を読んだ頃です。

もう、それは車がガードレールに突っ込むのと同じ。頭からダンスに突っ込んでいったようなものです。理屈をコネコネしながら、ヒップホップ。想像してみてください。好奇心だけは強いので、踊ってみたくなったのです。それ自体は悪くないのだけれど、本当に、今日の番組の芸人さんのように踊れませんでした。身体がどんどん動かなくなってガチガチになって。その場に混ざっているのが恥ずかしくて、続けて参加できなくなってしまいました。

だから、今日のTV番組の芸人さんはお仕事であって本当は踊れるのかもしれないけれど、私はそこに「できない自分」がどんなふうにダメだったのかを見い出しました。

ダメダメな自分の一面。

それは、自分に欠けている要素があるところ。あからさまに表に出てきたものなら、少しでもシッポをつかんでおけば、後々知らないところで何かが芽を出すはず。でも当時の私は、何でもできる自分ではないのに、そう錯覚したかったから、踊れない自分を踊る事ごと封印してしまいました。勉強が全くできないわけでもない、お金が全く稼げないわけでもない、ダンスが全然踊れないくらいのことだ。いいじゃないかと。だから、今も踊れないはずです。

本当に踊れないのか?

ということで、YouTubeを観ながら、5分ほど初歩のステップを踏んで見ました。足だけ、重心を後ろにしながら、スリーステップで右から左へ移行するやつです。その移行ができませんでした。スキップができない人のように、ガックンガックン。やっぱり踊れないままでした。そして全身が熱い。運動不足です。ダンスが踊れないだけじゃなくて、以前より体力も筋力もなくなっていました。

YouTube見ながら、しばらくステップの地味な練習をしてみます。腹筋よりやる気があります。身体と一緒に、ダンス脳を鍛えたいのです。


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