マガジンのカバー画像

京急線について

13
運営しているクリエイター

#京急1000形

京急新1000形の歴史(4) ステンレス車(塗装車)

京急新1000形の歴史(4) ステンレス車(塗装車)

⑴ 京急新1000形ステンレス車(塗装車)の概要2007年から導入されてきた新1000形ステンレス車ですが、2017年度から導入された17次車からは車体が、アルミ車以来の全面塗装を採用しました。
ステンレス車で全面塗装したのは南海1000系以来2例目で、関東の私鉄では初となりました。
LCD案内表示器は2画面に変更しました。
車体な内装、機器類に関しては16次車に準じています。
ワイパーカバーに描

もっとみる
京急新1000形の歴史⑶ ステンレス車(ラッピング車)

京急新1000形の歴史⑶ ステンレス車(ラッピング車)

⑴ 京急新1000形ステンレス車(ラッピング車)の概要2007年から導入された新1000形ステンレス車ですが、2015年に製造された新1000形のうち4両編成で製造された1800番台からは、従来の塗装と大きく変化しました。
2015年以降に製造された編成に関しては、車体側面のラッピングが新1000形アルミ車を模したラッピングとなっています。
この様に、車体側面が新1000形アルミ車を模したラッピン

もっとみる
京急新1000形の歴史(2) ステンレス車(銀千)

京急新1000形の歴史(2) ステンレス車(銀千)

⑴ 京急新1000形(ステンレス車(銀千))の概要京急新1000形は2002年に登場した通勤電車ですが、2007年に製造された6次車からは、車体の材質をアルミからステンレスに変更しました。これに伴い、車体の外観が大きく変わりました。このステンレス車は、車体の塗装の仕方で銀千(通常塗装)、ラッピング車、全塗装車の3つに分類できます。今回は、銀千について説明していきます。
車内の座席に関しても、乗務員

もっとみる
京急新1000形の歴史(1) アルミ車

京急新1000形の歴史(1) アルミ車

⑴ 新1000形(アルミ車)の概要新1000形は、2002年に登場した京急線の通勤電車です。アルミ車とステンレス車があります。今回は、アルミ車について説明していきます。
アルミ車は、4両編成と8両編成が製造されました。京急線の700形や旧1000形などを順次置き変えていきました。アルミ車は、新1000形でも初期に製造されたグループで、床下機器は海外製(シーメンス製)のものを採用するなど気合が入った

もっとみる