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ポエム

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#ポエム

暁の太陽

暁の太陽

夕日の色に

僕を例えたやつがいる

痛みを知り過ぎたから

いつも悲しそうらしい

朝日の色に

僕を例えたやつもいる

痛みと共に目を覚ますから

いつも寝起きが良いらしい

暁の太陽

赤と黄色

混ざったこの色

青ざめてんなら

見ろよアイコン

暁の太陽

血のカーテン

心のランプ

漏れた明かりで

夜を照らそう

暁の太陽

明日と昨日

合間のクソな日常

食らった痛み

忘れ

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世界に色を付ける、それだけの仕事が人生だ

世の中には色んな仕事をしている奴が居る。

そいつはら皆、自分の人生でいっぱいだ。新聞配達をしているやつ、ラーメン屋をやっているやつ、サラリーマンをやっているやつ、坊主をやってるやつ、良くわかんない事業をやっているやつ。本当に、色々なことをやっているやつがいる。

てことは、色々な人生を歩んでいるやつがいる。

認めたくないやつらも、認めたいやつらもいる。食えないやつも、食えてるやつもいる。生活保

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投げ出す

目を細めて夜を見れば

こんな場所だって

いつも微かな光が見える

捨てていくもの

拾い集めるもの

過去の自分を

塗り変える日々

傷を受け

生え変わる皮膚

ただの言葉一つ

体を投げ出して打つ

ただ手を伸ばして

この命を投げ出す

そんな僕の前に立って

諭そうと思った賢者気取りも

初めて過ちに気が付く

優越感に浸りたいやつも

油断した事に気が付く

行先が決まった

歩く

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ノック

ドアをいつも叩いてる

こっから出せって叫びながら

で、人は僕を注意する「おまえ、そんな広い部屋でなんで外に行きたいんだ」って。簡便しろよ。こんな所で満足できるかよって言って、いつもドアをたたいてる

人から見たらバカなのは分かってる。けど、本音をいうと満足できるかどうかじゃない。人には言わないけど、昔めちゃくちゃ狭い所に閉じ込められてたせいで、すっかり閉所恐怖症になっただけだ。

そのせいだろ

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フロントライン

座席の無いトラックで

陰気な顔をした連中と

一緒に揺られてる

目の前のやつは、瞬きを忘れてる

たぶん、僕も忘れてる

音が近づいてる

道が荒くなる

使い捨てられて死ぬか

抜けて生き延びるか

怖くなって叫んだやつは

殴られて床に倒れる

望んで乗ったんだ

そりゃそうなる

そいつを知ってるから

だまって弾を込める

埃まみれの7.62mm

ニッケルの端には

固まったイチゴジ

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What a wonderful world

困難ってやつは誰にでも訪れる

けど、そいつが公平だった事は

一度だって無い

歴史に詳しい訳じゃない

けれど僕の短い歴史で

十分すぎるほど詳しくなった

泣いてる奴なら大勢いる

あちらこちらで溢れてる

泣くのに疲れた奴は

その辺りに転がってる

絶望の薬にはまって

毎日飛んでるやつも居る

そいつは過去の話だとか言うやつもいる

けど 聞こえすぎる僕の耳は良く分かる

隠すのは上手

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結果が全てなら

どうせって言葉が口癖だった

人前に出るのが怖かった

飢えて死ぬのが怖かったが

喉が渇いても血は飲めなかった

僕に立ち方教えた奴は

胸を張って生きろって言った

挑んで負けて追い詰められて

立ち上がってまた強くなれた

夢を追って好きな事をした

出来の悪いお前に無理だろって

言われたら逆に燃えた

自分の性格の使い方覚えた

尖ったこいつで道を開いた

世間じゃどう言われたって

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マネー

僕の周りの大人たちは

金がないくせヤル気なかった

心の貧しい子にならないようにって

現実無視する方法教えて

信じない僕が今じゃ救われた

夢の見せ方間違えんな

僕の周りは最悪だ

貧しさ知ってるやつばっか

なのに金掴む理由がないらしい

ついでに夢も希望も無いってんで

寝て生きるのが夢だって

寝ながら言ってる始末だ

なぁジェントルマン

こいつらをこうしたのは

みんな自己責任か

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お金

お金が欲しいね

いやほんとマジで

どこまで行ってもノーマネーって

そんなのやっぱり簡便ですね

誰に聞いてもノーカネー

僕の近くに金持ちいねぇ

円とかドルとか欲しいねまじで

縁とか大切にした方がいいね

最後にプールするための縁ね

なんだって必要な金

待っても沸くのレシートだけ

自己肯定したくて「無くてOk」

そんな武士は食わねど高楊枝

見て来いよ『切腹』のラストシーン

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大好き

ふとした時に出る「好きだな」

浮気も出来ない位の「愛してる」

ほかの道は捨てて「信じてる」

手を差し伸べて「これしかないかも」

選んだ人生が間違いでも

無駄にはできない一つだけだもの

あいだみつを

人間だもの

裏返したって人間だもの

恨んでも呪って怒ってみても

出会ったもんはショウガナイかも

迷って生きても

曲らない人生

そいつを教えたのが愛なのかも

傷つけあうのは真正

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大嫌い

挨拶替わりの「興味ない」

いつだって言ってる「クダラナイ」

あいつとこいつは「大嫌い」

良い人ぶるのはそりゃ「商売」

すかしたセリフに逃げたがる

ヘイターとライカーは大嫌い

人格批判が怖いなら

カラオケの点数競ってこい

言葉を鍛えているだけの

アスリート気取りも興味ない

誰でもそんなの見たく無い

アーティストは本音で震えない

好きか嫌いかもはっきりしない

答えで満足なら先

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ガラス

ただ繰り返す日々と端で

倒れている奴がいた

雪解けの下に露わになった

少女が死んだ季節になった

あれか数年が立った

今じゃもう夢に出なくなった

人が死ぬのにも慣れてきた

頭の使い方も覚えた

言葉の操りかたも覚えた

けど、古典文学を読み込んで

覚えた言葉は「クソッタレ」だ

太宰を燃やして

芥川を燃やして

クソみたいなニュースを流すテレビを壊して

知った風に世界を語る評論家

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理解

「どうしてテレビを見ないの?」

ママ、あんたみたいに器用じゃないんだ

誰かが死んだニュースを見ながら

飯を食う気は無いよ

「どうして酷い事を言うの」

ママ、あいつには聞こえないんだ

僕が聞いてる悲鳴が

まるで聞こえてないんだ

「なぜ先生にあんな事を?」

ママ、言葉の痛みを知らない奴らに

壊された心の痛みを

きっちりと教えてやるんだ

「どうしてそんな事が出来るの?」

ママ、

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フロイト様へ

心の病んだ人間ってやつを

褒めちぎって殺しにかかる

フロイト信者に言ってる言葉があるんだ

「精神治療と人格否定の違いを言ってみな」

これ一発でだいたい頭に血が上る

試してみな

マッサージだって細胞は死ぬんだ

人の傷つけ方を知らないで

言葉のメスを振るやつばっかりだ

不良になって窓を割る奴もいれば

病棟で医者と論戦やってた僕もいる

さっきのセリフで黙るやつは

多分本物の医者だ

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