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Q人
2019年11月19日 21:41
「書く・読む」行為は、いまや「話す・聞く」と同じ速さか、それ以上の速さで実現可能だ。紙やペン、字を書くスキルといったものから、パソコンもしくは携帯一つで事足りる。その唯一の道具の使用方法も、ますます容易になっている。通信技術の発展が、書き手と読み手との間のタイムラグを取り去った。匿名性を盾に、「話す・聞く」が自由になれない現実の力関係から、「書く・読む」を解き放った。ネットワーク社会