あまり知らないほうが良かったかも・・【映画レビュー】
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒
世界観 :★バットマンやDCを活かしきれていない・・
感動 :★★男性社会にストレス溜まっている女性向け
オシャレ:★★★BGMやカット、カラフルな演出は良い
新作だというのにやたら席が空いていたので4D観戦してきました。
100名規模のシアターで、観客は10名くらい・・4D映画は穴場かも。
もちろん対策しつつ、通勤や人の多い公園の方がリスク高い状況です。
肝心の映画について、相変わらずマーゴット・ロビーは可愛らしくてハマり役なのですが、やはりジョーカーの脇役として彩りを添えるに限るなぁと。
ハーレー自身の中身が空虚で破天荒なので、映画自体もコンセプトや世界観が定まらず、DCやバットマン好きというより、アクションやカラフルな映像を見たい女子向けという印象でした。
とある宝石を巡って色々なキャラクターが登場するのですが、展開はガイ・リッチー監督のスナッチを彷彿とさせるので、そういったスピーディーな爽快アクションを求める人にはオススメです。
ちなみにスナッチはブラッド・ピットの映画だと思われがちですが、実は完全に脇役で、主演はジェイソン・ステイサムです。パッケージもブラッド・ピットが目立ちすぎていたりしますが、ストーリーも演出もスタイリッシュで筋が通っていて良かったですね。
本作もアクションシーンは派手で見応えありますが、どうもバランスがチグハグな印象で、ハーレーはやたら強いし、急にXメンみたいな技を出すキャラもいるしw
逆に言うとバットマンやスーサイド・スクワッドを知らなくても、純粋なストレス発散映画として楽しめる内容となっているので、特に女性にはオススメかも知れません。
メインの女性陣も、失恋、男尊女卑、束縛、家庭環境といった具合に、それぞれが女性特有の悩みを抱えていたりするので、感情移入はしやすいかも。
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