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何にお金を使いたい?(2)

他人のお金の使い方が気になりますか?

他人の収入は分からないから、誰かが何かひとつにでもお金をかけているのを見たら、その人には収入がたくさんあるんだなぁと思ってしまいがちだ。本当に収入が多い場合もあるけど、そうとばかりは限らない。お金をかけたいもののために、他のことでは支出を抑えているのかもしれない。

ある一点だけを見て、収入が多いんだな、お金があるんだなと思ったりする。

自分に置き換えてみれば、他を抑えてでも好きなことにお金をかける、ということがあるのに、他人は違う、自分より収入があるからできているんだ、と思ってしまうのはなぜだろう。

どこか心の中に、他人のお金の使い方はお金がないとできないこと、と思い込んでいるのかもしれない。
だから、いいなぁという気持ちが出てくる。

いいなぁの中に、自分には無理だ、という気持ちがある。
いいなぁ、と思っているということは、自分もやりたいと思っていることなのに、やらなくて不満を抱く。

やらないのは自分なのに、他人を羨ましく思って、どうせロクな稼ぎ方をしてないんだろうという変な考えに取り憑かれていく。

ただの卑屈な人。

その考えが行き過ぎた人は他人を攻撃したりする。
攻撃はしないまでも、他人は努力しないで稼げていると思い込んではいないか。

他人の努力は見えないから、他人に厳しくなっていないか。
好きな人なら応援するのに、そうではない人には厳しくなっていないか。

そもそも他人に注目しすぎていないか。

自分に集中しよう。

他人の気になるところは、自分が欲していることの可能性が高い。興味がなければなんとも思わない。

例えば自分の場合、高い車や立派な家を持っている人がいても、すごいなとは思うけど、自分には必要ないし、欲しいという気持ちがないから羨ましいという気持ちは出てこない。
羨ましいとか、嫉妬の気持ちが出てくるのは、文才のある人。

自分もそうなりたいと思う気持ちがどこかにあるから、羨ましく思うのだ。

そのことに気づけたら、自分が本当にやりたいことにも気づける。

やりたいけど、やらないのはなぜ?

言い訳してないでやってみよう。

読んでいただき、ありがとうございました。

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