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ロケット打ち上げの海外での反応など

まず、言葉選びって大切ですねと、私は常々思います。言霊とは、昔の方がよくぞ作ってくれた良い単語で、言葉によって人にやる気を漲らせたり、言葉によって発した人の意図も汲み取ることが可能だと、管理職になった事でこのことが身に染みている、今日この頃。

さて、以下の記事が、これを見た人はポジティブな記事と捉えるか?ネガティブな記事と捉えるか?

ポイントは「失敗」。

なんとなく、今の日本の状況や、日本人とはっと言ったところや、あとは記事を出した企業(事実3割のインパクトのある記事にすることでviewを稼ぐこと)の汚さが見えたと、感じれた。

例えば、海外ではどうだろう?

CNA シンガポールを拠点とする、SEAをターゲット(もちろんSEA以外のトピックもある)とした、放送事業者。

上記では"Fails"と使っていて、まあ「失敗」と書いていますね。

じゃあ、CNN 知っている方は多いでしょう、USを拠点とする放送事業者。

彼らは、"Aborted"、つまり「中止」と書いています。

両国で仕事をしたことがあるのでわかるので、シンガポールは悪気はないがロケットの打ち上げを経験していないことや成功か失敗かを明確にしたがる国民生(日本や中国が近い)なので、日本とは意図は異なるだろう。
そのため、今回のケースを「失敗」と定義している。
ただ、"ロケットの打ち上げを経験していないこと"の理由が90%以上を占めていると推測できる。

しかし、USではロケットの打ち上げを経験が日本よりも豊富で、ロケットを打ち上げることが目的ではないし、原因も究明中で、そもそも打ち上げすらしていない状態で絶対に「失敗」とは言わない。
そのため、今回のケースは「中止」と定義している。

日本のいくつかの記事をさっと読んだけと、「失敗」定義している記事が多かった。

JAXA関係者はこんなことは日常茶飯事で気にも止めないだろうし、このケースの理解がある人や目的を察している人は、今回のことをネガティブにとることはないでしょう。

ただ、それ以外の人々はどうでしょうね。

日本には宇宙開発分野やそれ以外でもさらに良くなって欲しいので、こんなことで、JAXAという法人への影響がなければいいのですが。

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