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直近の活動振り返りと、2024年の意気込みと

今回のnoteでは直近の活動の簡単な振り返りと、ケニアでの事業を中心に、2024年にやりたいことをまとめてみました!アフリカでの活動の様子や、そこに込めた思いも記述したので、読んでいただけたら嬉しいです!

事業パートナーの旺之くん、ジョセフと

1. 直近の活動振り返り

①クラウドファンディング挑戦

2023年7月〜8月に立ち上げから事業開発に関わっていたクラウドファンディング「For Good」のサービスを使い、クラファンを実施しました。

目的は「ゾウと人間の軋轢を解消する養蜂事業」を本格的に開始する前に、実際にケニアに滞在し、諸々の実証実験をするための活動資金を集めること。

過去に何度か訪問しているケニアでしたが、まだまだ見えていないことも多く、現地の方々を巻き込む前に、色々と試行錯誤する必要性を感じていました。

「自分で作ったサービスを使って失敗したら何を言われるだろう…」
「全く集まらなかったらどうしよう…」
「ニッチな取り組みだし、理解してもらえないかもしれない…」

など、開始前に不安は尽きませんでしたが、事業パートナーの赤石とも協力しながら準備を進め、結果的に想像以上の方にご支援いただくことができました。本当に感謝の気持ちで一杯です(金額もそうですが、多くの方が拡散して下さったり、283名の方が共感し支援してくださったりした、という事実が凄く嬉しかったです!)
プロジェクトページURL:https://rescuex.jp/project/65029

283名の方から1,979,500円の支援を集めることができました!

ここで皆さんから受けた恩を忘れず、将来的に何かしらのカタチでお返し出来るようなスケールの大きな人間になりたいと思います!(クラファン検討中の方がいたら、元キュレーターとして、いつでも相談のります!


②ケニアでの3ヶ月半

9月からは約1年半関わった「For Good」を離れ、クラファンで集めた資金を元手にケニアへ渡航をしました。

送り出してくれた会社のみんな
ケニア到着!

渡航中は、基本的に首都ナイロビと、活動地であるマサイマラを行き来しながら活動をしていました。

具体的な活動内容としては、実際に養蜂箱フェンスを発明した現地のNGOを訪問して話しを聞いたり、

養蜂箱フェンスを発明したNGO:Save The Elephant
現地で導入されていた養蜂箱フェンス

地域住民へゾウの被害状況をヒアリングしたり、

事業パートナーのジョセフ(右)に協力してもらいながら進めました

現地でゾウが通る道:コリドーをレンジャーや現地の保全NGOと協力して特定したり

現地で見られるアカシアの木に付いたゾウの食痕
カメラトラップを設置・動画撮影
ゾウによって壊された電気柵

保護区や現地のNGOの関係者を打ち合わせしたり

基本的に打ち合わせは外で実施していました

クラファンで支援いただいた皆さんへのリターン品を準備したり

現地で収穫された精製前のハチミツ

実際に現地で養蜂を実施されている専門家に話しを聞き、メーカーから養蜂箱を購入して導入したり、

専門家を招いての養蜂箱導入講習会
購入した養蜂箱が届いた様子。これ見たときホッとしました!
友人たちに協力してもらいながら導入作業
身長190センチ超え、力持ちの事業パートナーが頼りがいあり過ぎる

ハチミツ等の収穫物の販路開拓などをしたりしながら時間を過ごしました。

養蜂箱を購入したメーカーさん。
養蜂箱の販売~ハチミツなどの買取等を一貫して実施されています。
現地で撮影したゾウの写真。やっぱりかっこいい。

思い通りにいかないことも多く、夜に一人でパソコンと向き合っていたらふと孤独感と将来への不安が襲ってきたり、自分の力不足から目に見える進捗が生めずに心が折れそうになったりする瞬間もあり、渡航当初は「ケニアで事業を作るなんて、何も考えずに、これはとんでもない選択をしてしまったかもしれないぞ…」と何度も思っていました。

そんな中でも、事業パートナーや現地の日本人の方々に協力いただきながら、ちょっとずつではあっても、進めることができたと思います。(自分の実力=事業のスピードであることを痛感したので、成長あるのみ)

ケニアの日本人コミュニティ。沢山の人にお世話になりました!
海外で聞く日本の曲と、村上春樹・司馬遼太郎作品は心の支え

「自分は人生においてどんな感覚・価値観を大事にしたいのか」「絶対に譲れないものはなんだろう」という日本で考えないことを考える時間も多くなり、振り返ると贅沢な時間だったな、と思います。

最終的には、所属しているボーダレス・ジャパンで事業承認もしていただき、想定よりも時間がかかってしまいましたが、本格的に「事業」としてスタートするための見込みが立ちました。


③帰国後~現在

年末には日本に帰国し、現在は実家の青森で過ごしつつ、クラファンのリターン品の配送準備、再渡航や現地での起業準備などに時間を割いています。

1月中旬~下旬にかけて東京→関西→福岡の順番でまわる予定なので、もし近くにいらっしゃる方いたらご飯とか行きましょう!

青森の煮干しラーメン
日本食って本当にすごいと思う…美味しい!!


2. 2024年の目標

①ケニアでの事業を伸ばす

「ケニアでの事業をスタートし、黒字化まで持っていくこと」
これが2024年の目標の9割です。

僕がこの事業を通じて実現したいことは「野生動物と人間の共生を実現する」こと。

単に野生動物を守る保全活動ではなく、コミュニティ開発をするだけでもなく、両者が重なる領域を見つけ、その両輪を回していくこと。これまでになかったような仕組み作りを、ビジネスを手段としてやっていきたいと思っています。

事業で目指すこと・ビジョン

「野生動物と人間の共生」の文脈で、「ライオンが家畜を襲ってしまう問題」「密猟」などの課題にも、将来的には取り組んでいきたいです。

力不足であることは重々承知しているので、周囲の方に頼りつつ、毎日積み重ねていきます。

②その他

事業以外にもやりたいことは沢山あるので、
・現地の日本人コミュニティに積極的に顔を出す
・ケニアのマサイマラでスタディツアーの実施する
・年3回以上サファリをする
・スカイダイビングに初挑戦する
・定期的にテニスやフットサル、カーリングなどをする
・これまでに行ったことない国に5カ国以上行く
・本を週に3冊読む

などなど、諸々トライしていきたいと思います!

3. 終わりに

自分は学生時代に、スティーブ・ジョブズによるスタンフォード大学卒業講動画を見たり、司馬遼太郎著作の「竜馬がゆく」等を読んだり、ケニアをはじめとして海外をバックパッカーとして放浪したりする中で、「これらを初めてみた時に湧き上がってきた感動を何歳になっても忘れず、そして何歳になっても同じような感動を覚えることができる、そんな生き方をする人間でありたい」、と思ってきました。

少なくとも2024年は自分が頑張ることで、そんな自分であれるような、なんとなくそんな気がしていて、少しワクワクしています。

ワクワクと同じ位の不安もありますし、絶対に挫けそうになる瞬間もあると思いますが、自分が決めた目標に向かって、本質的な進歩ができるよう、2024年も頑張ります!

次のケニア渡航は1月下旬予定!🇰🇪


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