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タンゴ「Madame Ivonne」バンドネオン&ギターMV

バンドネオン&ギターDuo「タンゴ・グレリオ」の新作ミュージックビデオ「Madame Ivonne(マダム・イヴォンヌ)」をYouTubeに公開しています。

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今回はライブ等でいつもお世話になっている中崎町のカフェ&ギャラリー「ティナレンテ」さんで撮影させていただきました。
第1弾と同じ大雨の日の撮影だったため、今回の映像も始終雨が降っています。
カフティンからの移動時は楽器や撮影機材が濡れないように気をつかいました。
衣装が濡れてしまっても違和感の映像になってしまうので、雨の日の撮影はやほり大変です。

雨の降りしきる中、昭和の面影の残る路地を通り抜け、ふらりと入った小さなカフェ。扉を開けるとコーヒーの香りとタンゴのメロディが流れ出してくる…
そんなストーリーを思い描いて制作してみました。

最初は生演奏ライブができない間の代替手段として始めた企画でしたが、いざ始めてみるとお店のイメージや街の雰囲気に合わせて動画を制作するというのは、私たち2人にとってなかなか楽しい取り組みだと感じ始めました。

「関西の街をタンゴで彩る」という夢は、結成当初からの私たちの活動目的の一つですが、ミュージックビデオはそのためには効果的な表現手段です。
自分たちの演奏するタンゴと関西の印象的な下町の風景が合わさると、どこか懐かしく温かい世界が描き出されます。

タンゴには様々な側面があります。

情熱的な激しさ、官能的な雰囲気、技巧的なスタイリッシュさ……
しかし私たちが大事にしたいのは、このようなノスタルジックで人間味あふれる世界観なのです。

これもタンゴの一つの側面なんだと考えています。

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昨年とは異なりこのミュージックビデオのシリーズは録音から撮影、編集に至るまですべて自主制作で行っています。

音源は事前にMVのもとになるものを録音・制作しておき、現地のスピーカーで再生しながらそれに合わせて演奏します。
撮影用のカメラが2台しかないので、角度や場所を変えながらこれを何度かに分けて行います。
演奏と撮影を同時進行で行うので、これがなかなか大変!
もう一人スタッフがいたら助かるんですが……
お店のオーナーさん達にいろいろとお手伝いしてもらっています。

もちろん資金が許すなら、録音も撮影も専門のスタッフに任せた方がクオリティが高くなるのはわかっています。
しかし手探りで撮影や編集を勉強しながら少しずつ作品を仕上げていくのは、音楽とはまた違った創造の楽しさがあります。

自分たちが何を観客に伝えたいかが整理されて、今後の演奏活動の方向性を考えるにも役立ちそうです。

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参考までに使用機材・・・見る人が見たら丸わかりですが、なかなか安上がりに制作しています(汗)

マイク:AKG C451B
オーディオインターフェース:steinberg UR242
DAWソフト:Cubase LE
撮影:SONY α6300、SONY FDR-AX45
動画編集ソフト:Davinci Resolve16

現在の所、MV用の音源はあと2本分用意しています。
ひとつは神戸市内で撮影済み、もうひとつは今月末に大阪南部で撮影予定です。
あと2本も楽しんで制作していきたいと思います。

◎今後も動画配信を継続していく資金として、「応援チケット」による投げ銭を募っています。(一口500円)
皆様のお力で今後の演奏活動を継続していくことができます。
よろしくお願いいたします!

◎前作「タンゴ・グレリオ×大阪カフェティン・デ・ブエノスアイレス」です。


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