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旅の会話は適当で良い

今回の旅では、結構人に話しかけられた。

歩いているときに話しかけられたり、居酒屋のカウンターで話しかけられたりした。それらの経験から感じたことを書く。

居酒屋カウンターでの会話

まず、僕は話しかけられるのが、めちゃめちゃ嬉しい。基本的に人間が好きだし、そういう非日常的な人間関係にはとても関心がある。

今回、歩いている時やバスの乗り降りなどで、軽く話しかけてくる人とは一言二言返した程度だったが、たまたま見つけたいい感じの居酒屋の店長とは少しきちんと話した。「どこに泊まるんですか?」「温泉旅行ですか」と、向こうから話しかけてきたので、できるだけ気さくに、できるだけおしゃべりに応じた。
「ア、このおちょこは、もしかして波佐見焼ですか?ア、ちがいますか、そうですか。…小鹿田焼?あぁちょっと分かんないっすねw」
そこでの会話はそんな感じだった。とても楽しかった。

旅のコミュ障は両成敗

会話は続いたような続かなかったような感じがするがまあ、いまいち弾まなかったような気がする。翌日、一緒に来ていた人とそのことについて話していると、自分にはない視点があった。それは、会話がいまいち弾まなかったのは自分だけのせいではないという発想だった。
僕は、自分は初対面の人とうまく話すのが苦手だと思っているが、世の中にはそんな人は案外多いもので、自分がそれに該当することをコンプレックスととらえなくてもいいのかもしれない。
むしろ変に謙(へりくだ)らずに、「続くも続かぬも相性次第」とどっしり構えている方が、お互いに緊張感がなくていいのかもしれない。

たぶん結局は慣れ

そう考えてみると、話しかけてくる人の距離の取り方は絶妙だった。「この会話、続くのかな」「僕に話しかけてるの?それとも独り言?」と思うような話しかけ方をする人が多かったように思う。知らない人と話す、ということを僕が思うよりも随分と軽く、適当に捉えていらっしゃるのだろう。僕としては、それは全く不快ではなく、むしろ心地よさすら感じるほどの雰囲気だから、おもわず惹きつけられてしまう。
そんなことが自然に成せるのはなぜか、と考えたが結局は、きっとそういう会話に慣れているのだろうと思う。だから大して大事とも捉えていないし、たまたま話しかけた人との会話が続いたり続かなかったりで一喜一憂などしないんだろう。
こういうのに慣れておくと旅のみならず、普段出会う初対面の人との会話にも役立ちそうなので、サクッと一人旅に出掛けたりして、早く慣れたいなと思う。

さいごに

今回は宿泊場所だけ事前に予約して、交通手段すら当日起きてから考えるという感じだったので、ほぼなにも決めず、卒研の焦燥感だけを携えてのぶらり旅でした。たのしかったです。

別府鬼山地獄とのツーショだけ、湯けむりで少々見えにくいですが載せておきますね。

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それでは、おやすみなさい。

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