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メモはいいがノートはとらない|プログラミングスクール受講生

あなたは、ノートをとるのにどのくらい時間を使っていますか?

プログラミングの勉強であるあるなのが、ノートを写すのに時間をかけすぎてしまうこと。

メモならいいですが、ノートをがんばってとり過ぎると、コードを書く時間がなくなってしまいます。

ノートをとるより、ゼロからhtmlのコードを書きましょう。

断然、この方が力がつきます。


コードを書くことに時間を割く

1時間かけてノートを書くAさん。

かたやメモをとるのに5分しか使わないBさん。

その差、55分です。

Bさんは、この55分を何に使っているのか?

それは、紛れもなくコードを書く時間に使っています。

コードをゼロから書くことに力を費やす

プログラミングの入り口で1番むずかしいのは、コードをゼロから書くこと。

動画講義やトレーナーから習ったことが、まったく思い出せないくらい、頭が真っ白になります。

何も書かれていないコード画面を目の当たりにすると。

そのくらい、htmlのレイアウトを組むのってむずかしいんです。

cssで指定をするのに頭を抱えるわけです。

当然、時間もかかります。

ですが、ノートばかり見ていると、ここに時間を使えない。

1番大変で、1番時間をかけないといけないところに、時間を割けないんです。

つまるところ。

だから、ノートに時間をかけすぎず、画面に向かいましょう。

コードを書きましょう。

ノートをとる意味って?

そもそもノートをとる意味って何なのでしょうか?

自分の考えとしては、知識を覚えて定着させるためだと思うんですよね。

html/cssの知識を身につける。

※知識といっても、こと細かに覚えるのとはちょっと違います。概要をつかむような感じです。んーなんか、分かりにくい表現ですみません。

だったら、ノート以外でもいいと思うんです。

同じことをググっても時間がもったいない

例えば、自分はノートどころかメモも基本とりません。

分からないことがあったら、ググるって決めてるので。

調べる中で覚えるというのが、そのスタンスです。

しかし、これはやや自分の脳みそを過大評価してました。

その結果、効率のいい学びになっていません。

たしかにノートをとるよりは時間がかからないです。

ですが、調べても忘れるのです。

2回くらいはいいと思います。

ですが、3回4回と調べることもありました。

これって冷静に考えたら、時間のムダです。

同じことやってるので。

cssのプロパティが分からない

ググる

忘れる

cssのプロパティが分からない

ググる

忘れる

以下、あと2回くらい繰り返し

これだったら、メモをとって記憶に定着させた方がいい。

ってわけで、最近ようやくメモをとるようにしました。

覚えにくそうなものに限定して。

だから、この記事のタイトルも「メモはいいがノートはとらない」ってしたんです。

ネタバレさせました。

ノートをキレイにとりすぎると覚えてない

ノートをキレイにとりすぎるデメリットは、この覚えるというそもそもの目的を忘れることです。

※メモをとる時だって同じです。ご注意を。

もちろんあとで見返す・復習するためには、ある程度見やすい方がいいでしょう。

しかし、そのノートは半年後はもう見てないはずです。

なぜなら、学習が深まるとつまづく所が変わってくるからです。

だったら、もうちょっと雑でいい。

見て分かればいいのです。

それよりも、書き写すのではなく、書きながら覚える。

これがもっともだいじなんです。

ノートに答えはない

ノートをとらない方がいい理由は、ほかにもあります。

それは、コーディングにハマった時、その答えがノートにはほぼ書いてないからです。

ノートをとって、それに助けられたことはありますか?

cssの指定が効かない時、ノートを見てその問題が解決しましたか?

おそらく、そう何回もないはずです。

そのノートに助けられたってことは。

ということは、そのノートはホントに必要なものなのか。

時間をかけてまで、キレイにとらなければいけないのか。

もっと、雑に書いてもいいんじゃないか。

と、こんな視点で考えてほしいのです。

※ちなみに、分からない時はググるのが、この世界では通常です。
【参考記事】どんな言葉でたどり着きますか? 〜検索する力〜

ノートをきれいにとっている人からすればね。

あまり受け入れたくないことばかもしれません。

自分のやっていることを否定されてるわけですから。

ですが、コードを書く力をつけるには、画面に向かわなければはじまりません。

1分でも多く、「分からない」と頭を悩ませた方がいい。

cssの指定を何度も試した方があなたの力になります。

そして、少しでもコードを書けるようになる。

そうすれば、仕事をはじめた時の苦労は減らせます。

コードを書いていてうまくいかない時でも、自分で解決できることが増えるです。

コードを書く時間を最大化すれば、苦手を克服できる

まあまあ辛口なこと書いてきたので、さいごにこの話も聞いてください。

コードに割く時間を増やせば、いいことあるよって話です。

仮にプログラミングが苦手。

自分はデザインする方が向いている。

そう思っている人でも、コードを書く時間を最大化してみてください。

苦手意識が薄らぐはずです。

苦手なものほど時間をかける

自分の経験でも、過去にコードを書くのが苦手だと自覚している受講生がいました。

実際、その人ははじめの頃、cssの指定が上手くいかずよく質問していました。

傍目で見ていても、苦手そうっていうのが分かるくらい。

それでもその人は画面に向かい続け…

結果、卒業時には平均以上にコードが書けるようになっていました。

たぶん、苦手だと分かっていたからこそ、ほかの人より多く時間を割いていたんだと思います。

また、ほかの受講生でもコーディングが苦手だったのに、最終的にはデザインより得意になった人さえいます。

その人もまた同様に、画面に向かう時間をたくさん作っていましたね。

html/cssはだれでもできる

プログラミングはむずかしいと言われます。

しかし、html/cssは時間さえかければだれでもできますよ。

(その先のjava Scriptやphpなどは、向き不向きもあると思いますが)

要は、時間勝負な側面が大きいわけです。

ホントに。

もちろん、中には習得が早い人もいます。

ですが、苦手であっても2倍…、はちょっとキツイか。

1.5倍の時間をかけてコードを書けば、確実に上達します。

ですので、苦手だからと遠ざけず、ノートに時間をかけすぎず、画面に向かってください。

さいごに

今回は、ノートのとり方について解説しました。

これからプログラミングスクールに通う方も、ノートをとる時間は最小にして1分でも多くコードを書きましょう。

※こちらの記事を読むと、スクールへ入ったあとの挫折対策になるかと思います。

【プログラミングスクール】受講生が感じている戸惑い

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