「マッシブ・タレント」(2023年、トム・ゴーミカン監督、ニコラス・ケイジ主演)
でてくるキャラクターが、ニコラスケイジ役のニコラスケイジも含めて、
みーーーんなニコラスケイジのことが大好きという映画。
自分はニコラスケイジが大好きなので同じ大好き側で映画を楽しめて最高。
ニコラスケイジは、かつて映画スターとして名を馳せたが今は少し落ち目になってしまっているニコラスケイジ役で出演。
それから、自分自身の分身と相談したり話したりするんですが、その心の中のニコラスケイジ役としてもニコラスケイジが出演しています。
だから、ニコラスケイジがニコラスケイジと話しているシーンなんかもでてきますね。
「トップガン マーヴェリック」の中では、マーヴェリックというキャラクターの生き方が、不思議とトム・クルーズ本人と重なる部分があって、「トムは俺らのために今日もマッハ10で飛んでくれている」と思えて血がたぎり、涙が出てきましたね?
「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」では、ジョン・ファブローがフードトラックで再起する料理人として旨そうなキューバサンドを作って僕らを感動させてくれましたが、ちょうどこのころのアイアンマン2(ジョン・ファブロー監督)の不振から立ち上がる彼自身と重なりより深い感動を与えてくれましたね?
でもマッシブ・タレントではね、「重ねる」とか「あたかもそのキャラクターのように」とかではないんですよね。
かつては映画スターとして名を馳せて今はあまり振るわないニコラスケイジが普通にそのままニコラスケイジとして出てくる。そしてやっぱり映画スターとしてのニコラスケイジを見せてくれるんです。
そのあたりが、あまりにも真っすぐに無茶苦茶してくる、狂った映画として、この映画の最高に面白いところですねぇ。
個人的には、スネーク・アイズとフェイス・オフとザ・ロックが好きなんですが、ザ・ロックのVXガスという毒ガスが詰まったあの緑色のボールの数珠みたいなやつありますよね。
まさか、ザ・ロック以外の映画であれを見られるとは思わなかったものな~
ほかにも、ニコラスケイジみがムヤミヤタラに映画の中に詰め込まれてますので、ニコラスケイジ好きによるニコラスケイジ好きのためのニコラスケイジの映画、見てみたい人は是非に~
今日は、ここまで!!
さて、この文章には何回ニコラスケイジが出てきたでしょうか。
正解は21回です。(どうでもいい
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