愛犬との出会い。

愛犬よんくろとの出会った時の話です。

豆柴を我が家に迎え入れるべく、
ブリーダーさんと見学のアポを取りました。

１件目：新しいブリーダーさん
２件目：以前、購入したことがあるブリーダーさん

まず、
１件目のブリーダーさんとの待ち合わせの場所に行ったんですが、時間になっても来ませんでした。
なんと、30分近くも遅刻してきました。
遅刻理由は、買い物に行ってたからとのことです。

この時点で、
２件目のブリーダーさんとの約束の時間に間に合わなさそうなので、仕方なく、２件目のブリーダーさんにはキャンセルの連絡を入れました。

その後、犬舎に案内されたんですが、
全体的に散らばってて、正直、あまり清潔ではない印象でした。

そして、
ブリーダーさんから説明が始まりました。

『うちは全国で良い犬だけを探して、買い付けを行っている。』
『そして、その良い犬同士で交配をさせているプロだ。』
『だから高い。でも質は良い。むやみやたらに吠えたりしない。』
とのこと。

ブリーダーさん
『予算はどのくらい？』

ボク
『〇十万くらいで。』

ブリーダーさん
『その価格帯ならこれかな。』

ブリーダーさんは、
作業的に、２匹、連れてきました。

『わんわんわんわんわん・・・！！』

あー、めちゃくちゃ吠えてるなぁ。

ブリーダーさん
『どっちがいい？』

ボク
『・・・』

申し訳ないけど、
豆柴A：頭のてっぺんの色が薄くなってる、、、。
豆柴B：顔を見る限り、知的な感じがしない、、、。
という印象です。

以前、親族にプレゼントした時の豆柴と比べると、いまいち、ピンとこない感じです。

ボク
『すみません。他にも居ませんか？もっと吠えない子がいいです。』

ブリーダーさん
『これ以上のランクを求めるなら高いよ。100万は超えるかな。』

ボク
『そうなんですか。』
『ちなみに、この子、頭の上だけ、色が違うんですけど、大丈夫ですか？』

ブリーダーさん
『あー、これは、良くあるんですよ。そのうち、同じ色になります。』
＊なぜか、ここだけ丁寧な口調でした。

ボク：『そうなんですね。』

どうしても腑に落ちないので、
検討する旨を伝え、帰宅することにしました。

とはいえ、このままでは帰れないなと思い、
帰宅途中で、一度キャンセルさせていただいた２件目のブリーダーさんに、電話をしました。

『すみません、５分で良いので、お時間ください。』

快諾してくれたので
急いで、２件目のブリーダーさんのもとへ向かいました。

ブリーダーさん
『どんな子がいい？』

ボク
『黒い豆柴がいいです。男の子が良いです。』

ブリーダーさん
『あっ、そうなのね。ちょっと待ってて。』

抱きかかえられて、一匹、やってきました。

『これだよー。これこれ。』

直感で、即、決断しました。

ボク
『この子をお願いします。』
『おいくらですか？』

ブリーダーさん
『〇十万だよ。』

ボク
『今、手持ちがないので、すぐにATMに行って準備しますね。』

ブリーダーさん
『あっ、後日、振込で良いよ。』
『あんた、信用できるから、今日、頭金で1万だけ入れてもらえれば。』
『この子を連れて帰ってあげて。』

ボク
『え？そんな感じで大丈夫なんですか？』

ブリーダーさん
『うん、大丈夫。家族として迎え入れてあげると良いよー。』

ブリーダーさんは、
『可愛がってもらえよー。』
と、わしゃわしゃしながら、犬を見送ってました。

この人、本当に、犬が好きなんだなぁ。

このブリーダーさんで、
本当に良かったと思います。

こんな感じで、愛犬よんくろが誕生しました。

ちなみに、よんくろは、
よほどのことがない限り、まったく吠えません。

白いビニール袋が、風に揺られてるときだけ、
なぜか対抗心を出して、可愛く吠えるだけです。
めちゃくちゃおとなしい性格の子です。

血統書を見てみると、
おじいちゃんがチャンピオン犬みたいで、
なかなか血筋も良さげです。

『子は親の背中を見て育つ』という諺があります。

人間関係も同じだと思います。
家族、友人、職場、彼氏、彼女　etc.

特に、これから起業される方や、すでに経営されてる方にとって、
仕事仲間や関係者に、自分自身がどんな影響を与えていて、実際には、何がどのように伝わっているのか、理解に努めることが大事だと思います。

『何を伝えるか、ではなく、何が伝わってるか。』

自分自身を客観的に見ながら、
必要に応じて、
改善することが大切だと思います。

あるときは、情熱的に真っ向勝負な自分で。
またあるときは、冷静に客観的に見る自分で。

いち経営者として、
両者の立ち位置で仕事をしていきます。

向山雄治