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現役慶應生エンジニアの原点はお菓子作りにあった?幼少期の習慣が産んだ論理的思考力-あなたの読み聞かせ履歴vol.3

中高生向けアプリ大会で優勝後、大学内外問わず、アプリ開発に挑戦し続けている山口響也さんの読み聞かせ履歴

・海外の絵本を読み聞かせてもらうことが多かった。絵本は自分が知らない世界を知ることができる入り口になっていた。

・読み聞かせは、何度も同じ絵本を読んでもらうことで、自分の成長を感じる機会にもなった。

・子どもの頃挑戦したお菓子作りで感じた、モノづくりの楽しさが現在のアプリ開発に繋がっている

・子どもにはやりたいことはやらせてあげるか、ダメな理由を納得いくまで説明することが論理的思考力を育む上では重要。

こんにちは、オンライン読み聞かせYOMY!です。YOMY!は現役慶應生が送る、「いつでもどこでも最高の読み聞かせを」をコンセプトに、たくさんのコミュニケーションを通して絵本の読み聞かせを楽しむ、対話型読み聞かせスクールです。
子どもたちにとって、いつの時代も最高の教材である「絵本の読み聞かせ」。そんな読み聞かせについて、社会のさまざまな分野で活躍されている方の読み聞かせエピソードを深ぼっていきます!
【あなたの読み聞かせ履歴書】コーナーでは、社会のさまざまな分野で活躍されている方に、幼少期の読み聞かせや絵本に関するエピソードをインタビューし、ご紹介します!

第3回目は慶應義塾大学環境情報学部に在籍しながら、プロのエンジニアとしてアプリケーションの開発をしている山口響也さんにインタビューをさせていただきました!
小学校でも必修化されるなど、今や誰にとっても他人事ではなくなったプログラミング。そのプログラミングの世界の第一線で、道を切り開く山口さん。そんな山口さんにリアルな幼少期を、インタビューさせていただきました。

山口響也さんプロフィール
2002年生まれ。中学生の頃にプログラミングを始め、高校3年時に中高生向けのアプリ開発コンテスト「アプリ甲子園」で優勝・総務大臣賞・技術賞など数多くの賞を受賞。その後慶應義塾大学環境情報学部に進学。大学の研究室でアプリのUIに関する研究をしながら、AIを用いた画像編集アプリ「Depse」を開発中。

インタビュアー 安田莉子プロフィール
2000年生まれ。YOMY!の代表。高校までは関西で過ごし、大学入学を機に上京。中高時代、リベラルアーツ教育のもとで学んだ経験から、教育分野に関心を持つ。ITプログラミング教室やスキースクールのキッズレッスンをするなど、子どもと触れ合うことが大好き。お気に入りの絵本は「ミッキーのクリスマスキャロル」。オンラインが普及する今だからこそ「コミュニケーションの楽しさ」を子どもたちに届けたいです!
慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科在学中

海外の絵本を通して見つけたあたらしい世界

ー今日はよろしくお願いします!まず簡単に、プログラミングを始めた経緯と現在開発中のアプリケーションについて教えていただいてもいいですか?

はい。中学生でプログラミングを始めて、それが楽しくてずっとやっていたら気がついたら仕事になっていました(笑)。今は「Depse」という名前の画像編集アプリを開発しています。AIを用いた今までにないアプリケーションなので、ぜひ多くの方に使っていただきたいですね。個人開発以外にも企業でインターンをしたり、大学でもアプリのUIに関する研究を進めています。

ー子どもの頃に読み聞かせをしてもらった絵本で印象に残っている本はありますか?

うーん...タイトルが思い出せない。トロールが出てくるのは覚えているんですけどね。

ートロール?

あっ!思い出しました!3びきのやぎのがらがらどんです!
ノルウェーの絵本なんですけど、日本の妖怪ではなくて、トロールという海外の文化に触れることができたことが新鮮で、すごく印象に残っています。
他にも英語の絵本を読み聞かせしてもらうことも多かったんですけど、海外のあまり馴染みのない文化に触れることができてとても嬉しかったのを覚えています。

あらすじ
3匹のヤギとトロルの勝負の行方は……?
橋の向こう側の山で、たくさん草を食べようと考えた3匹のヤギ。小さなヤギ、中ぐらいのヤギ、大きなヤギ、みんな名前は「がらがらどん」。橋をわたっている途中に谷に住むトロル(おに)にでくわしてしまいます。小さなヤギの機転によって、小さなヤギと中くらいのヤギはトロルから逃げて橋をわたることができました。いちばん大きくて強いヤギはトロルに勝負を挑みます。3匹のヤギは無事に橋をわたることができるのでしょうか?

福音館書店HP

ー絵本を通して新しい世界を知ることが出来るのは素敵ですね!

それ以外にも、「おまえうまそうだな」シリーズは印象的です。それを読み聞かせしてもらっている時に母が泣き出してしまったんですよね。母は「親になるとね...」と言っていました。当時は全く理解できませんでしたが、大きくなった今では理解できるのかは気になります。

あらすじ
アンキロサウルスのあかちゃんのまえに、ティラノサウルスがあらわれて、「ガオー! おまえうまそうだな」とちかづいていくと - - - 。

ポプラ社HP

自分の成長を感じたピーターラビット

ーたくさん絵本のエピソードを教えてくださりありがとうございます!他にも好きだった絵本はありますか?

ピーターラビットシリーズも好きでした。メルヘンなイメージがあるんですけど、実は少し怖い部分もあるお話で、そういう少し怖い部分がある絵本は昔から好きでしたね。

そうそう、ピーターラビットといえば、思い出したエピソードがあります。僕の祖母の家にピーターラビットの絵本があって行くたびに読んでいました。最初は難しくて理解できなかったものが、年数を経るごとに理解できる部分が増えていって、そういう成長する楽しさも読み聞かせを通して学ぶことができました。

お菓子作りとプログラミングは一緒?

ー幼少期に体験したことで今の活動に繋がっていることはありますか?

それは間違いなくお菓子作りですね。

ーお菓子作りとプログラミング...一見関連がなさそうに見えますがどういった点に共通点があるんですか?

そもそも、プログラミングを始めたきっかけは、元を辿ればお菓子作りでした。
小さい頃からお菓子作りが好きだったのですが、お菓子作りって不思議なことがたくさんあるんですよ。極端にいうと、どうして粉を混ぜるだけで美味しくなるんだろうみたいな感じで(笑)

それが気になってまずは実験教室に行きました。その実験教室をきっかけにプログラミングに出会い、今があります。ですから、お菓子作りがなければプログラミングには出会っていませんでした。

また構造的な意味でもプログラミングとお菓子作りは似ている部分があります。先ほど、お菓子作りは粉を混ぜるだけで美味しくなるという話をしましたが、プログラミングも同じで「コード」と呼ばれる文章を書くだけで、色々なことができるんですよ。色々な材料の組み合わせを試行錯誤して、一番いい方法を探るお菓子作りと、さまざまな技術の中から自分に適したものを選択し、実装していくプログラミング。これら二つの構造的な共通点があるからこそ、僕は両方に熱中したのだと思います。

山口さんが作ったお菓子!
とっても美味しそう!

論理的思考は日常から生まれる

ー読み聞かせに限らず、幼少期のエピソードで覚えていることなどあれば教えていただきたいです。

自然に出て遊ぶなど、新しい知識を得ることが出来るような遊びが好きでしたね。言葉があっているかわからないんですけど、生産性が高い遊びですかね(笑)オセロなんかも好きでした。

ーこれは我が家だけかもしれないというようなルールや決まりがあれば教えていただきたいです。

やりたいことがある時には、必ずしっかり説明させられました。逆にそれがダメな場合にはしっかりと理由を明示してくれました。そして基本的にはチャレンジする機会を多く与えてもらいました。お菓子作りも小さい頃から一人でやらせてもらいましたしね。説明する習慣をつけることも出来ましたし、いい習慣だったと感じています。

幼少期からお菓子作りに没頭していた山口さん

ー最後にこの記事を読んでくれている保護者の方と子どもたちに向けてメッセージをお願いします。

子どもたちが何かをやりたいといってきた時にはしっかりと聞く姿勢を持ってあげて欲しいです。子どもの考えに対しても、ただ頭ごなしに否定するのではなく、ここがダメだということをしっかりを伝えてあげることが重要だと思います。そうすることで子どもは対等に扱われていると感じることが出来るはずです。

お子さんに対しては、知らないことを知る喜びを大切にして欲しいです。気になったことがあったらしっかり調べる姿勢は忘れないで欲しいです。

最後は一緒にYOMY!ポーズ!

ー貴重なお時間ありがとうございました!

本日は貴重なお時間いただきありがとうございました!

What is YOMY!


YOMY!は子供の成長にかかせない”人とのコミュニケーション”と、いつの時代も最高の教材である”絵本の読みきかせ”をかけあわせた、子どもたちの”対話力”を育むオンラインスクールです。
「静かに読むだけが読書じゃない」がコンセプト。
ハーバード大学をはじめ、アメリカの大学で長年研究されてきた「ダイアロジック・リーディング」を基に開発された読み聞かせ方法YOMY!メソッドのもと、子どもたちの能力、特に思考力、読解力、そして対話力を最大限に伸ばします。

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