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目次の読みかた

本って、なんとなく頭から読みがちですが、「目次をよく読む」と良いです。
より興味を持ち、集中して読み、本の内容を理解するのに役立ちます。

ということで、今回は目次の読みかたを簡単にご紹介します!

今回読んだのは『地元経済を創りなおす ー 分析・診断・対策』です。

まず、目次から気になるワード、重要そうなワードを抜き出します。

そして、これが大切なのですが、本のあらすじや著者のメッセージ、どこがポイントか?など、読んだつもりになって勝手に予想しちゃいます。

↑赤い部分がキーワード、それ以外が予想した内容。

■予想
地域の現状として、地域の中で儲けている会社があっても、儲けたお金が地域外に流れている。あるいは、税金も地域外の業者への入札などで域外に吸収されている。それでは無意味!
地域内のお金の収支を調査、把握して、どこでお金が外に流出しているのか正しく知ることが重要だ。そのお金が漏れている「穴」を発見したら、いかにして「穴」をふさぐか対策を立てる。
穴をふさげたら、地域の経済が正常で豊かになる!

ハズレていても良いので、このくらい説明してしまいます。ここまで勝手に予想したら、もう読めたも同然。

あとは、予想が合っているか?気になる言葉の意味は?などを気にしながら読んでいきます。

↑読書中メモ

地域の中で稼いだお金を地域内で循環させよう、というあらすじで、漏れバケツモデルの意味含め、予想の大筋は合っていました。

そして、漏れバケツモデルだとか、各地の事例だとかが頭に残りました。このまま人にも説明できそうです。
今回はひとりで読みましたが、ペア読書だったらすぐに人に説明できるので良いですね。

この目次読みは、編集工学研究所さんの「クエストリーディング」のワークショップで学びました。すごく良かったので、みなさんも機会があれば是非。

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